2015年11月04日
モノサスっぽい彼女から、
モノサスらしさをかんがえてみる
- 降旗ゆかり -
社内のメンバーを紹介するこのコーナー。記念すべき第1回は、マーケティング部の降旗ゆかりが登場です。なぜ彼女がトップバッターなのか。泣く子もだまる凄腕マーケッターなのか。社長のお気に入りという裏プッシュなのか。いえいえ、どうも「モノサスっぽい」というのが理由のよう。創立時からモノサスを支える降旗の「モノサスっぽさ」の秘密をのぞいてみました。
だれもがうなずく、モノサスっぽい人
彼女は「モノサスっぽい人」だ。
どのぐらいモノサスっぽいかというと、年末恒例のモノサスアワードで「ベストモノサシスト」を初回から連続受賞してしまい、早々に殿堂入りを果たしてしまったほど。
※ベストモノサシストとは、「一番モノサスっぽい人」という社外の人には何だかわからない(社内のメンバーもうまく説明できない、でも感覚ではすごくわかる)一番モノサスらしい人に贈られる賞です。
創立時からモノサスを支えるメンバーで初代殿堂入りのベストモノサシスト、なんて書くと、なんだかスゴそうな感じだけれど、実際の彼女はふんわり(というよりふにゃあ)としていて、まったく「スゴそう」じゃない。
座間味島のネコと戯れる。社員旅行でのひとコマ。
大好きな音楽をふんふんと聴きながら、オモシロ自販機を見つけてはよろこび、喫茶店のナポリタンに目を輝かせ、ネコを見かけると座りこむ。デニムが似合うスレンダーなお洒落さんなのに、こっそり妖怪ワッペンなんて付けている。しかも似合う。旅先にはヘミングウェイを小粋にしのばせつつも、探検ごっこには目がない。すぐコケちゃうけど。
大人なのに、ちっとも「大人っぽく」ない。
どうも彼女は、世の中にもっともらしく存在する「こうあるべき」から、ふわりと距離を置いているように見える。他人に対しても「こうあるべき」というメガネで見ないから、こちらも自然と肩の力が抜けてリラックスしてしまう。そんな不思議な人だ。
会社なのに「会社っぽく」ない。
そう言われることが多いモノサスと彼女は、やっぱりちょっと似てるかもしれない。
おいしいおやつは、みんなで食べたい
ちいさな一室からはじまったモノサスで、彼女はいろんな仕事をやってきた。コールセンターをはじめ、ニュースレターの編集にライティング、営業管理にディレクション、オフィスの家具探しから、周年記念パーティのシェフの片腕まで。なにかを極める一本道とはちょっと違うけど、モノサスが積み重ねてきた時間のあちこちに、彼女の姿がある。
企業のWEB担当者へのニュースレター「コポ研通信」校正中。
デザイナーやコーダーのように、モノサスにもたくさんの職種があるけれど、会社には「職種」だけでは埋められない部分が、いっぱいある。そういった【仕事として定義しづらいけど大切なあれやこれや】の部分をいちばん担ってきたのが、彼女かもしれない。そして、その部分こそが「モノサスらしさ」のもとになってるんじゃないかな、と思う。
はたらく場所がちょっと楽しくなるように。心地よく過ごせるように。
一緒にはたらくモノサスの仲間はもちろん、集まってくるネコたちを、庭で育つ樹々を、椅子やキッチンのお鍋だって、彼女は気にかけている。先頭に立ってグイグイ引っぱるタイプじゃないけれど、誰かが困っていたらそっと手助けするし、ワクワクすることは率先して楽しんでる。
脇目もふらず仕事に没頭するのもアリだけど、おいしいおやつを見つけたら、みんなで食べたいなぁと自然に考えるような人。彼女を見ていると、モノサスは「仕事場」だけど、「いっしょに生きる場」でもあるんだな、と思う。
変わっていくことって、ドキドキするけど楽しい
そんな彼女がモノサスに入ったきっかけは、「気がつけば何となく」だったというから、ちょっと驚く。
学生時代、憧れの音楽業界へのご縁が叶わず、別の業界でマジメに働いていたものの、しばらく経つとウズウズして、ここだけの話、前の会社もその前も「飽きちゃって」辞めたらしい。(ずっと同じことをしていると、どうにも飽きてしまう、のだとか。) でも、そこからつながったご縁で代表の林と出会い、モノサス創立時からのメンバーに。
あれから10年以上経つけど、モノサスにはまったく飽きない、と彼女は言う。
トンデモナイこともいっぱいあったし、引きこもりたくなるような修羅場?もあったけど、それ以上に笑ったり、ジーンとしたり、モグモグしたり、お酒飲んだり、楽しい時間がてんこ盛りだったから。次に何が起きるのか、何がはじまるのかわからないワクワク感に、「飽きちゃった」なんて思う暇もなく早や10年。きっとこれからも変わり続けるモノサスが、面白いなぁと思う。
2015年10月、徳島県神山町視察にて。
ほわんとした佇まいで、密かに「妖精」などとささやかれている彼女だけど、意外にタフ。意外にチャレンジャー。今日もてへへと笑いながら代々木を散策する彼女は、やっぱり相当「モノサスっぽい」んだと思う。