2016年10月07日
バンコクで暮らすってどういうこと?
〜町山百合香のタイ生活一週間レポ〜
こんにちは。モノサスタイランドの町山です。
4月からタイに来て、早いものでもう半年が経とうとしています。
8月の記事「"タイ"に惹かれた理由、異国の地で暮らすとは」では、わたしがタイに来た理由や、その後の心境の変化についてご紹介しました。
もうすっかりタイ生活にも慣れたところで、今回は、わたしがタイで実際にどんな生活をしているのか、一週間の暮らしぶりをレポートしたいと思います。
月曜日
社食が楽しみな週はじまり
つい夜更かししてしまう週末…。
朝、ふと時計を見ると、もうこんな時間!
けれど起きるのがちょっとくらいおそくなっても大丈夫。
わが家は15分もあればオフィスに着いてしまいます。
朝は”BTS”というスカイトレインで出勤。
タイ人のみなさんは、あまりぎゅうぎゅうになるまで無理に電車に乗り込もうとはしないので、日本と比べるとはるかに快適な通勤ライフを送ることができます。
さて、お待ちかねのランチタイム。月・水・金は社食です!
近くのローカル屋台やカフェに注文し、デリバリーしてもらっています。
メニューは各自好きなものを選ぶのですが、わたしはもっぱら”カシューナッツ炒め”と”カイヤッサイ(タイ風オムレツ)”。タイ料理が苦手な方にもおすすめのメニューです。
ランチタイムに長テーブルでスタッフのみんなと話すこの時間が、
タイ語をおぼえる一番の近道です。
火曜日
バンコクのごはん事情
社食の日以外のお昼は、だいたい近くのローカル店へ。
こういうローカルのお店では、決まったメニューがある訳ではなく、材料があればてきとーに何でも作ってくれます。驚きなのは、圧倒的な値段の安さ。毎日のランチは、なんとたった40~50バーツ(約120~150円)で食べられます。東京ではランチ代もバカにならなかったけれど、タイではランチにお金が消えていく感覚は今のところありません。
仕事をはやく終わらせ、友だちと夜ごはんへ。
タイには意外におしゃれな感じのお店がたくさんあります。
タクシーは初乗り35バーツ(約105円)とかなり安いため、日常でタクシーを使う場面もかなり多いです。たいてい40~50バーツ(約120~150円)、それなりの距離でも100バーツ(約300円)くらいにしかならないので、タクシーのない生活は今となっては考えられません…。
水曜日
スタンダードな一日の流れ
わたしの一日の仕事の内容は、ざっくりならべるとこんな感じです。
9:00出勤。
メールの確認、返信。
新規案件があれば展開の準備、制作に関する不明点の洗い出し、仕様の確認。
タイ人コーダーから上がってくる質問に対応、実装方法の確認、客先確認後、展開。
チェック出しの準備、チェックバックの確認。
プレビュー前のチェック、フィードバックへの対応、展開、納品前のチェック。…等々。
帰りの時間は、そのときの案件の忙しさにもよります。
忙しくなければ、19:00頃に帰宅。
水曜日はタイ語の教室へ急いで向かいます。
ここでは、タイ語と英語でタイ語を教わります。
わたしは英語が大してできないのですが、いろんな国籍の人々が集まる場所での出会いを、その時だけのものにしないためにも、はやく語学力を磨かなくては…と日々奮闘しております。
木曜日
古着好きにはたまらない
今日は仕事を早めに切り上げ、夜すてきなイベントに参加してきました。
「Swap ‘til You Drop!」いらなくなった服の交換会へ。
それぞれが自分の着なくなった服や靴や帽子やカバン、アクセサリー等を持ち寄って、集められたものから目ぼしいものを見つけたら、タダで持ち帰ってよいというもの。
空間もその場にいる人も素敵で大満足!
こんな戦利品も手に入りました。
金曜日
仕事漬けの週末
今日は納品日。案件の進捗が芳しくないときは、終電になることも…。
せっかくの花金ですが、1週間分の疲れを回復するため、今日はまっすぐ帰って目覚ましをかけずに寝ることにします。
土曜日
念願叶ったり
昔からずっと気になっていたものがあります。それは「バレエ」。
タイでダンスのフェスティバルが開催されるという情報をキャッチしたわたしは、3ヶ月前に即チケットを予約。この度、人生初のバレエを鑑賞してきました。
タイにもこんなホールがあるのか~、と感激。仕事がもう少し落ち着いたら、自分もダンスやら何かしら習いたいなぁとひそかに目論んでおります。
夜は、友だちの DJ イベントへ。
タイでも音楽イベントは豊富です。小さな bar 兼イベントスペースがぽつぽつとあります。
わたしはもともとバンコクに大学時代の先輩が一人住んでいて、彼が DJ をやっているのでたまにイベントに遊びに行きます。日本にいた頃は見知らぬ人(しかも外国の方)に用もないのに話しかけることなんてまずなかったですが、今では積極的に話しかけようとしています。
こういう場で友だちの輪がどんどん広がっていくので、これからも大事にしていきたい機会です。
日曜日
疲れを癒す週末
すぐ隣のマンションに日本人の友だちがいて、たまにごはんを一緒に食べます。この日は彼女がタイ人のお友だちと会う約束があり、わたしも連れて行ってくれました。
お友だちはとても気さくでいい人で、セーラームーンや聖闘士星矢が好きらしいです。外国の方と友だちになるとき、日本のアニメの話で盛り上がることが多いのはうれしいところ(わたしはアニメ好きなので)。
はじめはそんなアニメ文化について会話をしてましたが、途中からタイ語を教わる会になっていき、終始たのしい日曜の昼下がりを過ごすことができました。
夜は、家の近くのマッサージへ行って、1週間の疲れを癒し明日に備えます…。
まとめ
バンコクは日本人がとても多く、日本食のお店も充実しているので、日本にいるかのような暮らしも出来なくはありません。けれど、望んで自分から一歩外へ踏み出せば、多国籍なコミュニティも存在し、いわゆる海外らしい生活を送ることもできます。
そんな恵まれた環境をどう活かしていくかは自分次第。楽しみ方も人それぞれです。
年中真夏のような気候のタイ。日焼け嫌いのわたしですが、まだまだ日本に帰りたくないのは、刺激的で幸せな毎日を送れているから。
これからも、タイにいるからこそ恵まれている機会を逃さずに、日々過ごしていきたいと思います。