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Dec,2016
濱端 誠
投稿者:濱端 誠
(デザイナー)

2016年12月08日

考える土壌を培う
運用チームのワークショップ

Webマスターがゆく

濱端 誠
投稿者:濱端 誠(デザイナー)

こんにちは。運用チームの濱端です。
運用チームでは、日々いろいろな相談が舞い込んできます。

ページ単位の更新作業から「特集ページを作りたい」「サイトのリニューアルをしたい」「サイトの導線を見直したい」「そもそも売上を上げたい」等々、相談内容も多岐に渡ります。

そんな多種多様な相談に対応するため、運用チームでは月に一度、チーム内でワークショップを行っています。

Googleアナリティクスを用いた改善提案の回もあれば、カスタマージャーニー(LISKUL)を用いた販促の企画提案の回、ただただおもしろい facebook の投稿内容を考える回、等々、毎月テーマは異なります。

今回は、そんな運用チームのワークショップの模様をご紹介したいと思います。
 

改善策を広く模索する

運用チームでは、ミーティング委員なるものが結成され、毎回のワークショップの内容を企画します。

2016年10月の回は、私たちが運営しているサイトの、実際に抱えている課題をテーマにした内容で、とあるサイトのコンバージョン(お問い合わせ)率をあげる為、アナリティクスの数値から問題点を発見し、そのための改善策を考えました。


実案件の課題をテーマにするため、ブリーフィングにも熱が入る。

クライアント(今回は製造業のクライアント様)についてや、課題の背景等、ひと通りのブリーフィングが終わった後、2人1組のチームに分かれ、10分間、アナリティクスを解析し改善策をまとめます。その後、各チームが考えた改善策を1チーム3分間で発表していきます。

ディレクター、デザイナー、コーダーと、お互いの肩書きから離れ、意見を出し合うことで、一人では思いつかなかったアイデアが次々とでてきます。

「セッション数が多く直帰率が高いページを改善する必要があるのではないか?」
「ページビューは多いのだから、次のアクションを喚起させる施策が必要なのではないか?」
「そもそもコンバージョンの取り方は現状が最善なのだろうか?」・・・などなど。

この場では、あまり具体例を出せないのが残念ですが、同じ数値を見ていても、全く違う仮説や改善策が次々と飛び出し、いろいろな考え方や視点に気づくので、深いレベルで問題を理解できたり、改善策を広く模索することができます。
 

考える土壌を培う

運用チームは、運用という業務の特性からなのか、「なんだってやりますよ」のスタンスだからなのか、幅広い内容の相談が日々舞い込みます。

ディレクター、プランナー、デザイナー、コーダーと、それぞれ主担当となる役割がありますが、その垣根を越えてなんでもやるのが我々運用チーム。(『「なんだってやりますよ。」~Web制作において運用とはなにか~』より)

ワークショップでは、チームメンバーで意見を出し合い、色々な視点からのアプローチを共有するこで、知識も無いしやったこともないことに対して、“そのためにどうしたらいいか”を考える土壌を培っているような気がします。

日頃から見聞を広くし、デザインやコーディングの引き出しを増やす努力と同じくらい、考え方の引き出しを増やす努力も大切です。自分にとって、そういう場のひとつが運用チームのワークショップです。

ミーティング委員※の皆さん!次回も楽しみにしてますよ!
※毎回のワークショップを企画する、運用チームで構成される委員。

この投稿を書いた人

濱端 誠

濱端 誠(はまばた まこと)デザイナー

デザイン部所属。御朱印集めが趣味の38歳(2017年現在)。日本のカルフォルニア、和歌山県出身の元バンドマン。

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