2017年01月04日
人と、地域と、ものさす。
あけましておめでとうございます。
私たちモノサスは2004年に生まれてから今年で13年目。
「ともに生きていきたい人たちと、働く」ことを大切にし、
急いで大きくなることよりも、同じ時間を過ごすなかで、
ともに学び、ともに悩み、ともに楽しみ、
ともに食べ、ともに喜び、ともに成長できる仲間が
少しずつ増えてゆくことを噛みしめるように活動してきました。
そんな私たちの活動拠点も、気がつけば
東京の代々木から少しずつ様々な地域へと広がりつつあります。
2013年にタイ、2014年に大阪、2016年に徳島県神山町。
おなじく2016年にはフードハブ・プロジェクトという食と農業を
結びつける活動も始め、今年から本格稼働しはじめます。
こうやっていくつかの拠点が増えてゆくと、
「どうしてタイに進出したんですか?」
「神山進出の決め手は?」
などと問われて答えに窮することがよくあります。
進出というと「えいっ!」と入っていくイメージがありますが、
実はあまりそういう決めかたはしてきませんでした。
何度か通っているうちに、その土地や、その土地で暮らす方々と
モノサスのメンバーとのつながりができ始め、
誰かが通い続けたり、はたまた住んでしまったりするうちに
いつのまにかオフィスや会社ができていたりします。
地域への広がりも、人と同じで、急いで押し広げるものではなく、
やはり「ともに生きていきたい地域」と、少しずつお互いが
歩調を合わせながらやってゆくものだと考えているのかもしれません。
2017年も、大好きなみなさまと、メンバーと、地域と、
楽しく、そして悩みながら、生きていきたいと思います。
みなさま、本年もよろしくお願いいたします。
モノサス 代表 林 隆宏