2017年01月17日
名前を呼ばなきゃだめだよ!
‐友人からの言葉‐
こんにちは。
品質管理部の舟山です。
モノサスに入社して早3年半。
部署内では末っ子歴が長かったわたしですが、気付けば後輩が増えました。
新しい環境で初めての業務に奮闘する後輩たちの姿を見ると、自分のモノサス入社当初や、高校時代の初めてのアルバイトを思い出すことがあります。
そんな今日、ふと、高校時代の友人からの言葉を思い出しましたので皆様にご紹介したいと思います。
「名前を呼ばなきゃだめだよ!」
これは、わたしが高校3年生の時に友人から言われた言葉です。
話が尽きない女子高生2人、わたしがアルバイト先での人間関係の悩みを打ち明けた時のこと。
友人に、「一緒に働くひとの名前、ちゃんと呼んでる? かなえちゃん、名前を呼ばなきゃだめだよ!」と言われました。
友人が言うにはポイントが2つあるとのこと。
1つ目は、話しかける際に相手の名前を呼ぶ。
理由は、自分が話しかけられる時に「すみません、あの…」よりも「◯◯さん!」と名前を呼ばれた方が嬉しいし、自分も相手の名前を呼ぶことで距離が縮まるからだそう。
思い返すと、確かにわたしは話しかける際に相手の名前を呼んでいませんでした。
2つ目は、お礼を言う際に相手の名前を呼ぶ。
「○○さん、ありがとうございます!」
理由は、名前を呼ばれてからのお礼のほうがなんだか嬉しいから、だそうです。
友人を信じて、素直に実践してみました。
なぜもっと早く友人に相談しなかったのかと思うほど、周りの反応が今までと全く違うことに驚きました。先輩方からの笑顔が増えたことが、高校生のわたしにとっては何よりも嬉しかったのを覚えています。
人間関係が良好になると、お仕事も楽しいと思うことが増えました。
最近では、名前を呼ばれる側の立場で、改めて友人の言葉の大切さを実感しています。
同じ部署に、あだ名で呼びかけてくれるメンバーがいます。
あだ名のバリエーションはなぜか豊富で、呼ばれるとおもしろくてつい笑ってしまう・・・。
あだ名で呼びかける。
相手との距離を縮めるどころか、相手のテリトリーに思い切り踏み込む高度なコミュニケーション方法だと思います。
不意にあだ名で呼ばれると、なぜか笑ってしまい気持ちが楽になります。
この瞬間にいつも救われていて。
業務が忙しくていっぱいいっぱいな時、
名前を呼ばずに話しかけられたら、少しイラッとするかもしれないシチュエーション。
そこで名前を、しかもあだ名で呼ぶことで、笑いを挟んでからしっかりと話を聴くモードに切り替わるのでやっぱり名前を呼ぶのは大切なことだな、と改めて実感しています。
「名前を呼ばなきゃだめだよ!」
社会人になった今でも、この時の友人の言葉は的確で素晴らしいなと感心します。
友人とは時々集まり、今ではおいしいお酒をいただきながら語り合い、アドバイスをもらい、時に叱られています。
皆さんは、ちゃんと名前を呼んでいますか?
あなたにきいてほしい!の気持ちを込めて、ぜひ大切に呼んでみてください。