2017年04月13日
新年度、気持ちも新たにコバナシから。
〜モノサス朝礼より「今日のひとこと」〜
新年度がはじまり、巷には真新しいスーツに身を包んだフレッシャーズが溢れてますね。
モノサスでも(スーツ姿の新人さんは溢れていませんが)新たなメンバーが加わり、フレッシュな4月がスタートしています。
年度始めは、式典なども多い時期。各所で工夫をこらした「ひとこと」が繰り広げられていると思いますが、モノサスにも毎日の朝礼で「今日のひとこと」というコーナがあります。
これは、役員、部長、リーダーが、日替わりでちょっとしたコバナシを披露するもの。
仕事に役立つ話から日常でふと感じたことまで、テーマはさまざま。あくまでもカジュアルな雰囲気ですが、意外と含蓄のある言葉が飛び出したりと、1日を気持ちよく始めるエッセンスにもなっています。
今月もほんの少しだけ、ものさすサイトでご紹介。
登場するのは、品質管理部・リーダーの村上、コーディングファクトリー部のリーダー・竹田、そしてセールス部・部長の奥山です。
それでは、「今日のひとこと」始まり始まり…
ほんとうの「雑草魂」って?
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発表者
村上 伊左夫(品質管理部 リーダー)
みなさん「雑草魂」って聞くと、どんなイメージを持ちますか?
踏まれても踏まれても立ち上がる。したたか。たくましい…。
私もそう思ってたんですけど、この前テレビを観てたらどうも違ってるようです。
確かに1回や2回踏まれても立ち上がるんだけど、何度も踏まれ続けてると、ある時点で「どうせ踏まれるんだから」と立ち上がることを諦めて、そこにパワーを使わないようにするんだそうです。そして、立ち上がらない状態のまま、じゃあどうやって種を残していくかということに残った力を注いでいくんだとか。
あと「雑草は強い」というイメージもあると思うんですけど、実は生存競争においては雑草ってかなり「弱い」らしくて。そう言われてみると、雑草って豊かな土地にはあんまり生えてなくて、他の植物が無いような場所に生えてますよね。これって、他の植物があるところだと、負けちゃうからなんですね。
つまり、雑草のたくましさや強さって、ただがむしゃらに困難に向き合うようなことではなくて、うまく周りの環境に適応しながら、強者とはちがう場所で生きのびていく。そういう知恵のようなものなんだなぁと。
ふだん何気なくつかってた「雑草魂」という言葉も、人間が勝手に思ってる理想のようなもので、実際の雑草のしたたかさはもっと違うんですよね。含蓄があるというか、自分の中でもいろいろと気づきがあったので、ちょっとご紹介してみました。
出会った人みんな「引き出し」
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発表者
竹田 健一(コーディングファクトリー部 リーダー)
僕、よくみんなから「知り合い多いよね」って言われるんですけど、自分の場合、出会った人=みんな友達!っていうよりは、出会った人=みんな引き出し、って感じなんですよね。
もともと、仕事で会う人も私生活で会う人も、あんまり区別してなくて。仕事で出会った人ともプライベートで飲みに行くし、逆に、私生活で出会った人とも仕事でも付き合えると思ってて。
例えば、よく仕事をお願いしてる某パートナーさんも、もともとの出会いは、彼が学生時代やってたイベントで僕がDJをやったのがきっかけで。卒業後しばらく会ってなかったんだけど、あるとき人づてに「Webの仕事やってる」って聞いて、いきなり連絡して飲みに行って、仕事をお願いするようになって今も続いてる。
あと、飲み仲間やクラブで知り合った友達にも、モノサスを紹介するし、実際に何人も入ってくれてる。
さらに言うと、知り合いの知り合いにも全然アプローチできると思ってて。
たとえば、友達の知り合いがWebやってるって聞いたら、その人にもアプローチして飲みに行っちゃう。そして、どんどん自分の引き出しを増やしていくというか。
そうすることで、例えば「○○できる人いない?」って誰かが困ってたときに、自分の中の引き出しを探しながら、あ、あの人だったらできるかも…とか、つないでいけるんですよね。
だから何というか、自分にとっては、出会う人みんなが「引き出し」です。
逆に自分も、誰かにとっての「引き出し」になってたらいいなと思ってます。
仕事の楽しさに、一緒にたどり着く
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発表者
奥山 秀野(セールス部 部長)
今ちょうど採用活動を進めてるんですけど、むずかしいなぁと悩む日々です。
まぁ人事のプロでもむずかしいと聞くので、当たり前なんですが(笑)。
そんな日々のなか、あるコラムを読んで考えたことがあって。
そもそも私自身、仕事が好きで「仕事=楽しい」って思ってるタイプなんですけど、実は仕事が楽しいと思える人はそんなにいるわけじゃないんだと。楽しいと思える、そこに行き着くまでには、沢山の壁にぶつかるし、乗り越えなきゃいけないハードルがあるし、その先に「楽しさ」があるんだと書いてあったんですね。
もちろん私も今でも壁にぶつかるし、上司に泣きつくこともありますが、そんなときに、それを乗り越えるからこそ、乗り越えてきたからこそ、今、仕事が楽しいと思える自分になったんだなと思って。
だから新人の人にも、初めから仕事を楽しむことを求めるじゃなくて、そこにたどり着くまでのハードルを乗り越えられるよう一緒に学んでいくことが、「楽しさ」にたどり着くために必要なんだと改めて思いました。
これから新メンバーが入ってくれた際には、ぶつかる壁やハードルを一緒に考えながら、それを乗り越える方法をともに考えていきたいと思ってます。そして願わくば、壁にぶつかったときにあきらめるんじゃなく、乗り越えたい!と思ってくれる人と出会えたら嬉しいです(笑)。
それでは、今日も良い1日を。
近所の桜も満開になり、朝の風景がいつも以上に心地よい今日この頃。
春は出会いの季節といわれますが、日々のコバナシでも「人との関わり方」に思いを馳せるような内容が多かったような気がします。
さて、明日はどんな話が飛び出すのでしょうか。
たのしみたのしみ。
それでは、みなさん今日も良い一日を。