2017年07月10日
業務ノート+日々の雑記帳=いつのまにか歴史本
品質管理部の齊藤です。
制作されたページとデザインと比べて差異を指摘したり、同じページを色々なブラウザで見て何か問題が起きていないか確認する業務をコツコツとおこなう部署に所属しています。
毎日、会社へ行ってお仕事をして帰る。
そんな当たり前の毎日が、日々のほとんどを占めています。
振り返れば楽しいことも苦しいこともありますが、何事もないように見えるふとした時にも、日々実はいろいろおもしろいことがあると思います。
そんなことに気づいたのは、このモノサスに入社したころ。
業務は多忙を極めていましたが、チームの中はハプニングと笑いでいっぱいでした。
人が意図して作るものではなく、一人一人の個性やコミュニケーションから生まれる笑いを客観的に見ていると楽しい。そして、記録してみたらおもしろいのではないかと思うようになりました。
そうしてあくまで個人的に、お気軽に、気に留まったちょっとした事をメモするようになりました。
仕事のメモとしているノートに、その日のことをまとめて書いています。人様にお見せする前提ではなく、以前は電話業務があったこともあり、中身は乱雑です。
(モノサスの朝礼の役員やリーダーが日々の気づきなどを話す「今日の一言」のコーナーで、「誰が読んでもわかるノートを書く人は仕事の整理も出来る人だ」という話があったことを記憶しているので、申し訳なさでいっぱいです)
書く内容の分量としては、現在は入社のころより減ってきているので、数年分合わせて4冊目です。今回はほんの少しだけ、メモしたことをご紹介したいと思います。
「○○さんが、かわせみのように電話をとる」
→電話を素早くとる人のこと。
「○○さんが、あらたな高みへ」
→新しいシステムが導入された時、一人だけどんどん吸収している人を見て書いたメモ。
「あの人まぼろしだからね…」
→フルフレックスにより、勤務時間の違いからなかなか会わなくなったメンバーの所在を聞いたところ返ってきた言葉。
「○○さんがかまぼこで1人キャンプファイヤー」
→キッチンに行くと、割り箸を重ねた上にかまぼこを置いてバーナーであぶっている人がいたときのこと。
「服も肉みそ食べちゃう」
→おとん(「淡水研究室」大将の出張おそうざい)の肉味噌の袋を開けたとき服に飛ばしてしまった人に他の人がかけた言葉。
「どのはっぱを傘にするか検討する」
→庭に、傘にちょうど良いはっぱを発見。とおりかかった社員に伝えたら、「私はこれかな」と普通に返してくれてワイワイしたことがうれしかったので。
「ブベラ まんが太郎」
→複雑な案件の説明を聞いて、まじめな人がまじめな顔で言った一言。空耳か?と思ったのですが、漫☆画太郎のまんがの中で登場キャラが殴られた時の言葉だそうです。
「よぼい」
→神山のかまパンより、食パンとよもぎローフを社内販売すると告知があった時のこと。社員全員が見るチャットツールに「よぼい、購入致します!」と名乗り上げた人が。先着順のため焦ってしまったようですが、「よもぎね」とみんなにはちゃんと伝わり、無事最後の1つを手に入れていました。
「朝一のラウンドガール」
→スタッフがデザインしたモノサスの看板が出来上がった時、見せにあらわれた人がラウンドガール風に社内を練り歩いた時のこと。出勤して数分の朝一に、ぼんやり眺めていました。
「とどくかなのメールにほのぼの」
→メールが不調の時に、テストで送ってきた新人さんのメール。願いがこめられていてほのぼのしたので。
他にも振り返ってみると、
「辛いものを食べると、おしりが痛くなるらしい」「椅子をまわされる」「ぎっくり腰について話を聞く」「くみばあちゃん」など自分だけにわかる言葉がちらほら。忘れかけていた事でも、「こんなこともあったねー」と思い出します。
誰に見せるものでもありませんが、誰にも見せないものでもないので、いつの間にか誰かからの誤字脱字の指摘が入っていることもあります。さすが品質管理部です。
その他、ちょっとしたお礼のメモがかかれた付箋や、ランチで食べたものの下手くそなりの絵も書いていました。ペンの試し書きや印鑑の試し押しなども。
以前私が書いたものさすサイト記事の、大枠の下書きもありました。記事には書かれることのなかったメモも書かれています。
粛々としている業務中も、ちょっとした移動の合間やお昼ごはんの時も、何かは起きています。
誰かに会えばひと笑い、ひとネタは当たり前、一言では表せない出来事も色々あります。
ノートに書くのは、一瞬のちょっとしたメモですが、この度あらためて振り返ってみたら、業務内容の変化と共に綴られた、自分の歴史本になっていました。
多くの人が使っていると思われるノート。みなさんも、片隅にちょこっと日々のことを書いておくと未来に意外な読み物になっているかもしれません。