2017年07月12日
神山ものさす塾・第3期 はじまりました!
こんにちは。神山ものさす塾・事務局の岩木です。
夏の訪れとともに、いよいよ今年の神山ものさす塾が始まりました。
今回は、入塾式から懇親会まで盛りだくさんの一日となった、初日の模様をお届けしたいと思います。
目指せ!フロントエンド・エンジニア
3年目をむかえた神山ものさす塾。1期では「コーディング」を、2期では「コーディング」と「Webライティング」を学んできました。第3期では「フロントエンド・エンジニア」になるための幅広いスキルを半年間かけて学んでいきます。
エンジニアへの夢を抱いて、神山へ集まった10名の塾生たち。これまで暮らしていた場所も仕事もことなる個性ゆたかなメンバーが、全国各地から集まってくれました。最初の一ヶ月は全員で共同生活を行いながら、よく学び、よく遊び、お互いに切磋琢磨しつつ、12月の卒塾に向けて過ごしていきます。
入塾式。今年も自己紹介大会です
入塾式の会場は、これから毎日通うことになる「神山町農村環境改善センター」の会議室。塾長の伊藤、代表の林、神山サテライトオフィスのメンバーたち、そしてゲストとして NPO法人グリーンバレーの竹内さん、伊藤さんも参加してくださいました。
塾長の伊藤と代表林のあいさつ、ゲストのお二人からの温かいメッセージに続いて、毎年恒例の(?)モノサスメンバー&塾生をふくめた全員での自己紹介大会へ。昨年の卒塾生4名を含む神山サテライトオフィスの先輩からは、神山の暮らし方や楽しみ方も伝授され、にぎやかなひとときに。緊張していた塾生たちも、自己紹介大会でツッコミを浴びたり、笑いが起きるなかで、少しづつリラックス。アットホームな空気につつまれて、滞りなく入塾式が終わりました。
塾生に送る 5つのことば
入塾式のあとは、代表林によるオリエンテーション講座へ。
全員で輪になってリラックスした雰囲気のなか、前半は林の話を、後半は塾生からの質問にこたえる形で講座は進みました。
そのなかで、林が語った「塾生に送る5つのことば」がこちら。
- まずは、ひらく。
- 柔軟に、でも自分らしく。
- 未来に焦らない。でも今は懸命に。
- 変わるのは、いつも自分。
- ともに、生きる。
林からのことばを、しっかりと受け止めた塾生たち。後半の質問タイムでは、全員からさまざまな質問が飛び出し、ときに考え込み、ときに笑いながら丁寧に回答していくうちに、あっという間に終了時間となりました。
懇親会は「かま屋」で
最後は、おまちかねの懇親会です。場所をうつして、フードハブ・プロジェクトが営む食堂「かま屋」へ向かいました。地元の食材をたっぷり使った美味しい料理に、みんな大興奮。林による乾杯のあとは、早速みんなでいただきまーす。お酒も入って、ワイワイ賑やかな時間が始まりました。
メインディッシュには、なんと「阿波すだち鶏」の丸ごとローストが登場。それを切り分ける大役が、塾生にまかされるという展開になりました。果敢に手を上げてくれた塾生3名が、料理長の細井さんから手ほどきを受けながら、丸ごとのすだち鶏を切り分けていきます。
途中、フードハブ・プロジェクトの皆さんも顔を出してくれて、お祝いのメッセージを。モノサスメンバーをはじめ、神山の方々からもたくさんの歓迎のことばをもらって、塾生たちも神山での生活の不安が払拭されたようでした。
夜が更けてますます盛り上がりつつも、明日は朝から講義がはじまる塾生たち。
塾長伊藤の締めの挨拶で、楽しい懇親会もお開きとなりました。
こうして無事に終わった、神山ものさす塾の1日目。
さぁ、ここから塾生たちのチャレンジが始まります。フロントエンド・エンジニアを目指しながら、神山で暮らす日々のなかで、彼らが何を感じ、何を学び、どんな風に変わっていくのか。今年も彼ら自身の言葉でお伝えできるといいなと思ってます。どうぞお楽しみに!