2017年12月12日
師走とともに、コバナシを。
〜モノサス朝礼より〜
師走をむかえて、街もにぎやかになってきました。クリスマスや年末年始、たのしい計画を立てている人も多いことでしょうね。年末に向けて大きな仕事をかかえるメンバーたちも「冬休みのじぶん」を思い描きながら、今日もせっせと励んでいます。
すっかり冬の空気になった朝。会社に到着したら、朝礼の「ひとこと」を聞いてウォーミングアップです。役員、部長、リーダーが日替わりで話すちょっとしたコバナシから、モノサスの一日ははじまります。
今月もほんの少しだけ、ものさすサイトでご紹介。
登場するのは、マーケティング部リーダーの坂本、品質管理部リーダーの川口、そしてデザイン部・部長の小野木です。
それでは、「今日のひとこと」始まり始まり…
VRで遊んでみた
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発表者
坂本 靖夫(マーケティング部 リーダー)
先日、新宿にあるVR体験施設(VR ZONE SHINJUKU)に行ってきました。
バンダイが期間限定でオープンしてるんですけど、1回行ってみたいなあと思ってて、友達と3人で体験してきました。
中に入ると、VR用のヘッドセットをつけて、仮想現実の中でゲームをしたり、高所体験とかいろんな体験ができるようになってて、ドラゴンボールの「かめはめ波」の体験や、マリオカートをドライバー視点で楽しめたり、いろんな種類のアトラクションがありました。
「かめはめ波」をやってみたんですけど、ヘッドセット付けて仮想空間に入ると、友達3人もその同じ空間にいて、お互いヘッドセットを通して会話もできるんです。悟空、ベジータ、ピッコロ、クリリン、の中からそれぞれ自分の師匠を選んで、彼らにかめはめ波を習うんですけど、ピッコロを師匠に選んだ友人は全然強くならなくて、ピッコロはダメだな、とか(笑)。
で、予想以上に面白いなと思って。もちろんディズニーランドほどじゃないし、クオリティにもばらつきはあるんだけど、結構楽しめました。あと、スタッフの人を見てるのも面白くて。VRを初めて体験する人に、どんな風に使い方を説明するのか、どうやって面白さを伝えるのか、そういう伝え方の工夫だったり、見せ方みたいな部分でも参考になりました。
やっぱり実際に体験してみると、VRの面白さや可能性を自分のカラダを通して実感できるなぁと。みなさんも、見たり聞いたりして「気になったもの」があれば、ぜひ自分で体感して欲しいなと思います。
相手は何を求めてる?
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発表者
川口 実(品質管理部 リーダー)
僕、洋服が好きなので、よくショップを回るんですけど、気になる洋服を手にとって鏡で見ていると、店員さんが近づいてきてあれこれ話しかけてくれますよね。そのときに話してくれるセールストークの内容が、自分の欲しい情報と微妙に違ってることが多いんです。
店員さんが伝えたいこと
・ブランドの薀蓄(このブランドはここがスゴイ的なこと)
・話題性や人気(芸能人の◯◯さんも着てましたよ)
僕が聞きたいこと
・着回しできるか(自分の手持ちの洋服と合うかな)
・お手入れ方法(日常のお手入れは簡単にできるかな)
店員さんは一所懸命話してくれるんだけど、自分が聞きたいこととは違ってる…なんだかなぁと思いつつ、もしかすると自分も仕事で同じことをやってるんじゃないかな、と思いました。
仕事上でいろんな人とやり取りをするときに、相手が何を求めているのか的確に理解したうえで会話できているか。そう考えると、まだまだ自分自身も充分にできているとは言えないなとと思います。
相手が求めていることを的確にキャッチしつつ、さらにはその想いの先まで考えて動いてみる。そんな風に、仕事に向き合っていけるといいのかな、と思った出来事でした。
手塚治虫に学ぶ
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発表者
小野木 雄(デザイン部 部長)
以前、手塚治虫の仕事ぶりを特集したテレビ番組を観たことがあって。「マンガの神様」と言われたほど有名な人ですが、アニメもやってて、とにかくものすごい量の連載をかかえていたそうなんです。普通に考えると到底できないような数をどうやってこなすか。そのために試行錯誤を重ねに重ねて、スピードアップを図っていった…その仕事術を紹介した番組でした。
具体的にどうしたかというと、キャラクターの顔の表情や角度、手足の動きごとに絵を描き分けて、それをずらーっと並べた膨大な人体パーツ集を作成したんですね。アシスタントの人はそれをトレースすることでキャラクターを描くことができるので、そうやって作画を分担したと。これって、Webでも使えるなと思って。
ちょうど、大量に人物イラストを作成する案件があったので、手塚治虫式にトライしてみました。人物のいろんなパーツを作って、それを組み合わせると作画ができるようにしたんですが、メンバーごとに上手くいく部分、そうじゃない部分もあって、難しさも感じました。
今回は、手塚治虫レベルまで膨大なパーツ集ではなかったので、もっと徹底的に作り込んでパーツ集だけで完結できるようにすることも大事だし、逆に、作り方だけをしっかりレクチャーして、あとは各自のオリジナリティで仕上げられるようにするのも必要かな、と。テンプレートを受け取って作業する側のメンバーの気持ちになって、より良い手法を模索していけたらなと思います。
それでは、今日も良い1日を。
VR体験、洋服屋さんで感じたこと、マンガの神様に学ぶ…。今月も、個々のキャラクターがにじみ出る「コバナシ」が揃いました。
さて、明日はどんな話が飛び出すのでしょうか。
たのしみたのしみ。
それでは、みなさん今日も良い一日を。