
2018年02月22日
猫のお仕事
〜猫たちは働いている〜
こんにちは、猫とモンゴルの話しかしないディレクター先田です。
今回も猫の話です。
みなさん、猫はいつもゴロゴロ寝ているだけだと思っていませんか?
実はかなり働いているのです。それは熱心に。
今年の「猫の日」は、猫がいかに働き者かという話をしましょう。
我が家の猫のルーチンワーク
我が家には5匹の猫がいますが皆働き者です。それぞれのスタイルで働く5匹の、日々のお仕事を紹介しましょう。
我が家の猫

- 月読(つくよみ)♂
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2010年生まれ
猫保護団体から譲渡

- 布都(ふつ)♀
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2010年生まれ
猫保護団体から譲渡

- 豊玉(とよたま)♀
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2012年生まれ
友人経由で我が家へ

- なむち♂
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2013年生まれ
家の近所で拾う

- きくり♀
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2014年生まれ
家の近所で拾う
妥協はしない。入念な温度チェック
朝起きて洗面所に向かうと、わざわざ布団の上から降りてきてついてくるのは「なむち」です。
蛇口から水を出すとすかさず洗面台に飛び乗ります。
そして流れる水に手を浸し、浸し…何度も入念に温度をチェックします。流れる水が熱めのお湯になるとよしとばかりにチャッチャツと飲み、満足すると「おかあちゃん(私)つかってもいいよ」と洗面台の横に移動し場所を譲ってくれます。
私が顔を洗っている間は横で待機。抱っこさせて部屋に戻り、膝の上でなでなでさせたうえで自分の肉球をちゅうちゅうするまでが彼のルーチンワークです。
ここを!掘ると!お湯が!でるにゃ!
は~、いい仕事したにゃ。ちゅーちゅー。
肉球ちゅうちゅうが完了すると、仕事完了とばかりにスタッと膝の上から降りていきます。
見守り隊は交代制
おかあちゃん(私)は昼間家にいると、光る板ばっかり見てカチャカチャ音を立てるという奇行をするので、しっかり見張らねばなりません。
見守りのお仕事は交代制で、代わる代わる膝にあがります。たまに先に任務についている者がいるのにあがってきて、先任者にがぶっとやられたりします。仕事の邪魔をされるのは我慢ならないようです。
見守り隊長「月読」は報酬のちゅっちゅを要求
膝からみあげる「豊玉」。腹もみサービスあり
おかあちゃんの肩の上から見守る「布都」
えらそうな「なむち」
「きくり」はたまにしか働かない
隊長の「月読」は一番の働き者で、ずっとカチャカチャばかりしていると前足でぺしぺし叩いてこっちを見ろと注意してきます。
夜通し働く
冬の夜は夜通し働くのです。寒いから。
布団の上でずっと温める仕事をしています。
夜も「月読」が一番働きます。
おかあちゃんがちゃんと寝られるように添い寝をしなければならないのです。
「月読」は枕や腕枕を使用
他の猫たちは掛布団を上からしっかり押さえるお仕事
おかあちゃんが寝返りをするたびに、必ず顔の向いているほうに入りなおす勤勉ぶりです。
おかあちゃんが目を覚ますときには、お腹を温める位置にいます。
おかあちゃんが起きあがっても、動かず布団を温め続ける働き者です。
あ、ぼくは引き続きここで~
年に一度の保父業
以前の記事でも紹介しましたが、「なむち」は保父のお仕事(オス猫なのですがなぜか仔猫の世話が大好き)もしています。
仕事は主に年に一度、1~2か月の勤務です。
去年も保父りました。
かわいい白靴下の仔猫でしたが、すぐにいいところにお勤めが決まったので、2017年の保父業は1か月ほどで終わってしまいました。
このように猫は働きづめなのです。
そして人間は猫に払う報酬(暖かい家、ごはん、おもちゃ、健康管理)を得るために働いているようなものなのです。
そのために今日も一日、光る板を見ながらカチャカチャしたいと思います。