2018年03月15日
新生運用部隊
「Webマスターサポート部」誕生!
こんにちは、WS部(Webマスターサポート部)の香川です。
さらっと「WS部」と書いてみましたが、実は今年から、Webサイトの運用をメイン業務とする新しい部署が設立されました。
といっても、モノサスではこれまでも「Webマスター代行サービス」として、多くのクライアントのサイト運用を行ってきました。昨年までは、旧クリエイティブ部の運用チームが主体となって展開してきたサービスですが、今後は「Webマスターサポート部」として、更にパワーアップしていくことになります。
そんな出来立てホヤホヤの「WS部」ですが、新部署発足に伴い、先日キックオフミーティングが実施されました。今日は、そのミーティングでの話を振り返りつつ「今後、私たちは何をやっていくのか?」というWS部の方向性を、お伝えしたいと思います。
「提案型(能動型)運用」と「受動型運用」
WS部は、モノサスの主軸ビジネスのひとつ、「Webサイト運用」を担っていく部署です。旧クリエイティブ部の運用チームと同様に「Webマスター代行サービス」を専門に、既存のWebサイトを運用していく部署です。
今後、私たちWS部はどこに向かうのか。
ずばり、「提案型運用」の比重を増やしていきます。
そもそも私たちは、運用業務の性質を大きく2つに分類できると考えています。
1.「受動型運用」
制作内容が決まった状態で依頼があり、制作に関する意思決定がクライアントにある案件。
2.「提案型(能動型)運用」
制作に関する意思決定が「私たち」と「クライアント」両方にあり、「私たち」がWebサイトの目的を達成するための、施策・方法から考えを提案し、それを制作する案件。
Webサイトの役割はここ数年で大きく変わりました。単なる会社案内的な位置付けから、ビジネスとして成果を出すための一つのツールとして活用される時代になり、もはや日々のサイト更新を行っているだけでは、Webサイトの目的を果たせているとはいえません。
企業のWebマスター(Web担当者様)に対して、Webサイトを活用するための有益な提案を行う。これこそが、Webマスター(Web担当者様)サポート部であり、「モノサスのWS部だから運用業務をお願いしたい」と言われるためにも、2.の「提案型(能動型)運用」へ大きくシフトしていきたいと考えています。
「提案型運用」の比率を増やすために
「提案型運用」ですが、今年から新たな目標として掲げ始めたわけではありません。以前から運用ビジネスを引っ張ってきた栗原(現WS部・部長代理)が度々口にしていたことです。(実際、昨年1発目の「Webマスターがゆく」で、『2017年、運用チームの目指す道』というタイトルで、サイト改善がしたい...という記事を書いています。)
しかし、これからやっていこうぜ!というタイミングで、昨年夏に組織変更があり、中堅メンバーが異動したり、新人スタッフが増えるなど、なかなか体制が整わず「提案型運用」の比重を増やすことが難しい状況でした。
そのため、WS部が抱えている案件も、現状では「提案型 0%:受動型 100%」といえます。もちろん、不定期でサイトの改善提案を行っている案件はありますが、コンスタントに提案を行っているかというと、答えはNOです。
代々木オフィスと神山オフィスの連携、リソース不足、新人教育などなど、課題が山積みのWS部。もっと客観的に、現実的に「提案型運用」の比重を増やしていくために、栗原が掲げた目標が「WS部 3ヵ年計画」です。
WS部 3ヵ年計画
先ほど、現状の運用案件の比率を「提案型 0%:受動型 100%」とお伝えしましたが、WS部では3年後までに「提案型 50%:受動型 50%」へ持っていこうと考えています。それが3ヵ年計画です。
しかし、できたてほやほやのWS部には課題が山積みです。これらの課題を解決しながら、急激に「提案型運用」の比重を増やすことは容易ではありません。そこで、1年ごとのマイルストーンを定めました。.
3か年計画のマイルストーン
主な課題
- 案件整理:部署再編後の案件を整理する
- 生産性向上:一人一人の生産性を向上する
- 人材育成:異動したメンバーの案件を引き継ぐ人材を育成する
- 連携強化:代々木オフィス⇔神山サテライトオフィス間の連携を強化する etc..
もちろん各課題に対する達成可否の具体化や、詳細タスクへの具体的な落とし込みを行う必要はありますが、ただ闇雲に突っ走るのではなく、目標とする案件比率を「現実的に」目指していけたらと考えています。
また、「提案型運用」と何度も繰り返していますが、その比重を増やすためには、現在抱えている定期的な依頼を安定して運用できることが大前提です。まずは今の運用業務において、期日通りの納品、安定した品質を無理なく行えること。各メンバーがスキル・生産性を高めて徐々に「隙間」を作っていくことが不可欠です。
3年後のあるべき姿を目指して、今年掲げた目標をメンバー全員で共有しながら確実に達成して、次の Webマスターサポート部の目標をこの場で報告できるように頑張っていきたいと思います。