2018年08月21日
わが心の阿佐ヶ谷
こんにちは。デザイン部の濱端です。
今回は、私が愛してやまない阿佐ヶ谷を紹介します。
特に理由も無く、越してきた街ですが、気づけば上京して以来、10年以上も住み続けています。
都内在住の方はご存知(?)かと思いますが、阿佐ヶ谷は、JR中央線沿線で、新宿〜吉祥寺のちょうど真ん中ぐらいにあります。
駅の南口には、毎日の生活を支える商店街「パールセンター」、北口の「スターロード」は、無限の宇宙に繋がるが如く、さまざまな飲み屋が軒を連ねます。
あらゆるジャンルのお店が揃っているにも関わらず、街全体が落ち着いていて、同じ沿線の高円寺、中野、荻窪に比べても、かなり住みやすい。
但し、何が一番の魅力かと言われると、特に「コレ!」とは答えられない。
そんな不思議な魅力のある、わが阿佐ヶ谷のおすすめスポットを少しだけご紹介したいと思います。
阿佐ヶ谷神明宮
JR阿佐ヶ谷駅北口を出て徒歩2分、阿佐ヶ谷神明宮は、寛政12年(1800年)に建てられ、天照大神(アマテラスオオミカミ)が祀られた歴史ある神社です。
境内にある能楽殿は、ゲスの極み乙女や BABYMETAL の MV 撮影が行われたりと、ちょっとした有名スポットです。
ここ神明宮は、自分の生活の導線上にあるので、緑も多く綺麗で心地が良いので、買い物の行き帰りにふらっと立ち寄ったり、初詣も例年この神社で。
駅からのアクセスも良いので、阿佐ヶ谷にお越しの際は、是非お立ち寄りを。
阿佐ヶ谷神明宮
SINCERITA シンチェリータ
JR阿佐ヶ谷駅北口から、阿佐谷商和会を抜けた松山通り商店街の近くにあるジェラート屋さんです。
オーナーでジェラートマイスターでもある中井洋輔さんは、ジェラートの国際コンテストで第三位を受賞したことも。
ここのお店に出会って以来、他ブランドのアイスやジェラートを一切食べなくなるほど、自分はここのジェラートが大好きです。
各フレーバーとも、素材を存分に楽しめるスッキリと素朴な味わいです。
季節限定のフレーバーも多いので、夏はもちろん、冬場にも足を運んでしまうジェラート屋さんです。
オンラインショップもあるので、是非ご賞味ください。
シンチェリータ
http://shop.sincerita.jp
営業時間:11:00〜21:00(年中無休)
住所:東京都杉並区阿佐谷北1-43-7
Gion
JR阿佐ヶ谷駅北口を出て徒歩2分ほどの場所にある純喫茶。
週末は、ランニングをした後に、ここのモーニングを食べるのが日課となっていて、
深夜2時までやっているので、会社帰りに一息つきたい時にもよく利用します。
人気店のため、満席率が高く、なかなか入れないのが悩みの種でもあります。
レトロで乙女チックな内装ですが、アラフォーのおっさんが通ってしまうほど、とにかく居心地がいいんです。
おすすめはクリームたっぷりのウインナーコーヒーとナポリタン。
Gion
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131905/13011879/
営業時間:月~土 8:30~翌2:00(L.O.翌1:00)
日 9:00~翌2:00(L.O.翌1:00)(年中無休)
住所:東京都杉並区阿佐谷北1-3-3 川染ビル 1F
うさぎや
阿佐ヶ谷のお土産といえば、「うさぎや」のどら焼き。
しっとりふっくらの生地と、上品な甘さの粒あんが美味しい。
贈答用によく利用するのですが、皆に喜ばれます。
行列ができ売り切れることも多いので、予約するのがおすすめです。
上野や日本橋にも同名の店舗がありますが、親族による別経営で、製法や材料も異なるので、味わいももちろん違います。
自分的には、えこひいきなく阿佐ヶ谷店がおすすめです。
うさぎや 阿佐ヶ谷店
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131905/13000731/
営業時間:9:00~19:00 日曜営業
定休日:土曜・第3金曜
住所:東京都杉並区阿佐谷北1-3-7
ラピュタ阿佐ヶ谷
昭和の名作を中心に上映する小さな映画館。
自分は、映画好きということもあり、住んでいるまちに、小さな映画館があるとテンション上がります。建物の外観もちょっと変っていて、他の映画館では味わうことができない独特の雰囲気があります。
名前の由来は、もちろんジブリの「天空の城ラピュタ」から。
阿佐ヶ谷の「らしさ」を醸し出しているスポットの一つだと思います。
ラピュタ阿佐ヶ谷
http://www.laputa-jp.com
営業時間:10:00~最終回終了まで
定休日:年末年始
住所:東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-12-21
JR阿佐ヶ谷駅南口噴水広場
どこにでもある、駅前の噴水の広場です。
杉並区を象徴する立派な杉の木が立っています。
喫煙所があるので、通勤時にはほぼ毎日通い、週末の昼下がりには、一息ついでにビールと焼鳥を片手にまったり過ごします。
周りを見渡すと、読書をしている人や劇団員っぽい人が打ち合わせをしていたり、宴会をしている人たちのとなりでは、お昼寝をしている人など、いこいの場として存分に活用されていて、肩ひじ張らず気楽な阿佐ヶ谷っぽい雰囲気を感じられる場所でもあります。
JR阿佐ヶ谷駅南口噴水広場
住所:東京都杉並区阿佐谷南3丁目 阿佐ヶ谷駅
さよなら、阿佐ヶ谷。
商店や飲み屋、喫茶店は地域密着のお店が多く、人も少なすぎず多すぎない、落ち着きのあるちょうどよい賑わいと、今回は紹介していないですが、アニメストリートをはじめ、演劇場やギャラリー、住宅街のど真ん中に地下アイドルのライブハウスなど、サブカルと街が融合する混沌とした感じが、阿佐ヶ谷の心地よさと不思議な魅力を醸し出しているのかしれません。
自分ごとですが、来年、諸事情で阿佐ヶ谷を出ることになりそうです。
10年以上も住むと、なんやかんやでいろんな思い出もあり、こんな不思議な土地から引っ越すのはちょっと寂しい感じもしますが、新しい土地に住むのは嫌いじゃないので、新天地にも期待しつつ、阿佐ヶ谷での最後の時間をまったりとゆるく楽しみたいと思います。
それでは、また。