2018年09月13日
一緒にプロジェクトを進めているという感覚があって、すごく心強かったです。
~太陽化学株式会社様・インタビュー~
こんにちは。モノサス BtoB チームです。私たちは、日頃から BtoB 企業に特化した Web サイトの制作・運用のご提案を軸に活動しています。その活動の一環として、弊社でリニューアルを担当した企業のご担当者様と共にプロジェクトを振り返るインタビューを行っています。
今回ご協力いただいたのは、今年7月にコーポレートサイトのリニューアルを終えた太陽化学株式会社様。食品を中心に化粧品や化成品の素材を研究開発し、お客様のニーズに応えるソリューション型企業です。
本案件の営業坂本、プロジェクトマネージャー兼ディレクターの大藪、デザイナー濱端が、リニューアルの経緯や制作裏話、公開後の反響について、太陽化学株式会社の鈴木様にお話をうかがいました。
どんな企業なのかをWebサイトで伝えるために
坂本
はじめに、リニューアルの経緯からお伺いできればと思います。
鈴木様
きっかけは、社長の発案でした。前回のコーポレートサイトが 2010 年にリニューアルしたものだったので、デザインや内容が古く、見直しが必要になっていたんです。トップページをみて「何をしている企業なのかが分かりづらい」という課題もあって。そこで、どんな企業なのかがしっかりと伝わる Web サイトにしたいという思いもありました。
坂本
ご連絡いただいたのは、弊社 Web サイトの問い合わせフォームからでしたね。モノサスを知ったきっかけは何だったんですか?
鈴木様
「 Webサイト制作 BtoB 」でインターネット検索をして制作会社を探しました。 BtoB 企業の Web サイト制作が得意そうな会社を中心にいくつか探して、そのなかから選びました。
坂本
何社くらい声をかけたんですか?
鈴木様
4社ですね。
坂本
制作会社を決定するまでにどういったプロセスがあったんでしょうか。
鈴木様
制作会社の選定で一番重視したのは、やはり「どんな企業なのかが伝わる」企画であること。そしてもう一点、担当者として Web での集客も意識したいと思っていたので、これら2つの軸で検討しました。そして、イメージをかたちにすることが得意そうな会社さんと、BtoB のマーケティングに強そうな会社さんをそれぞれ選びました。
坂本
なるほど。テーマを持って探されていたんですね。
鈴木様
そうですね。モノサスさんは、イメージをかたちにすることが得意そうな会社さん枠でした(笑)。コーポレートサイトを拝見すると「 BtoB Web サイト制作サービス」というページがあって、BtoB 専門チームを持っているということも載っていたので、その点が大きかったです。
実際にコンペで各社の企画を拝見したなかで、モノサスさんは私たちが描くイメージを実現できそうなデザイン提案に加えて、企画内容の論理もしっかり通っていて。一番ちゃんと考えてくださっている印象があり、決めさせていただきました。
新たなコンテンツで、働く姿と想いをかたちに
坂本
実際にプロジェクトがスタートしてみて、大変だったことはありますか?
鈴木様
リニューアルにあたっては、弊社内でプロジェクトチームが立ち上がった訳ではなく、主に私ともう一名の体制で進めました。他部署の者とそれぞれ打ち合わせたり、原稿作成やモノサスさんとのやり取りもおこなっていたため、通常業務との両立が大変でしたね。
大藪
ページのボリュームも多かったので、本当に大変だったと思います。
鈴木様
会社さんによっては、言われたことをやるだけだったり、相談に乗ってくれない場合もあると思うんです。その点、モノサスさんは色々と親身になって考えてくださり「一緒にプロジェクトを進めている」という感覚があって、すごく心強かったです。
大藪
ありがとうございます。
今回、新しいものも含めて様々なコンテンツを一緒に作りましたが、一番大変だったものや思い入れのあるものはありますか?
鈴木様
思い入れがあるのは、モノサスさんが新たに企画してくださった「太陽化学とは」ですね。このコンテンツは、他部署からほぼ任せられていたので、ひたすら考え続けました。大変でしたが、その分納得できるものを作ることができたと思っています。
他にも、「製品情報」のページは社内調整が大変でした。他部署の人たちに原稿の依頼が必要だったので。「こんなに書けない!」と言われることもありましたが、何とかやり遂げることができてホッとしています。
大藪
プロジェクトマネージャーとして案件全体のマネジメントをする立場の私でも、お客様の社内マネジメントまではできません。そこを鈴木様に担っていただいたわけですが、プロジェクトが進むなかで負担が大きくなる時期もあったかと思います。そのような状況でも、最後までやり切っていただいたことに感謝しています。
濱端
「太陽化学とは」の制作にあたっては、「私たちはこういう企業です」という企業の全体像や想いをかたちにするコンテンツのデザインに携われたことが、デザイナーとしても、いい経験になりました。
鈴木様
社内からの評判もいいんですよ。「すごいの作ってくれたね」って。実際に働く社員の姿を切り取って見せているので情感もあるし、社員も面白く見てくれているようです。
坂本
通常は、素材サイトで購入する、いわゆるレンタルポジを使うことも多いんですが、実際の社員の皆さんが写っている写真があるとやっぱり嬉しいですよね。
一緒に、楽しく、仕事をすることができた実感
坂本
公開後の、社外からの反響や社内からの声はどうでしたか?
鈴木様
そうですね。リニューアルして「良い Web サイトになった」と社内から声があがっています。営業からも「お客様に会社の紹介をしやすい」という声がありましたね。直帰率もリニューアル前と比べて大幅に改善しています。
坂本
それは、嬉しいですね。
鈴木様
公開前に、営業が話のネタで「 Web サイトが新しくなるんです」と言っていたようで。後日お客様から「すごく良い Web サイトになりましたね」という声をもらったこともあったり。
坂本
リニューアル前から期待値が上がっていたんですね(笑)
濱端
Web サイトで使用した写真素材のなかに、鈴木様のディレクションで撮影されたものがありましたが、クオリティが高くて驚きました。
鈴木様
それ、この場所で撮ったんですよ。
坂本
すごい!絶妙な配置ですね。
大藪
鈴木様には色々な場面でご協力いただき、私たちとしても一緒に Web サイトを作ってる感覚がすごくありました。そういう関係ができないと、プロジェクトも上手く進みづらいし、良い Web サイトもなかなか作れない。私たちにとっても、すごくいい経験になりましたし、何より楽しく仕事ができたと思っています。
鈴木様
私も楽しかったです。
大藪
いろいろ大変なことも多かったと思いますが、鈴木様の原動力はどこから来ていたんですか?
鈴木様
弊社にはマーケティング部門がないんですが、個人的にマーケティングに興味があって。Web サイトリニューアルには、マーケティングの要素も関係してきますよね。そういう意味で、リニューアルプロジェクトにしっかりと取り組みたいと思ったんです。公開した後も、進化していく余地があると思っています。
大藪
ここからがスタートという気持ちで、さらに良い Web サイトに育てていきたいですね。本日はありがとうございました。
太陽化学株式会社
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事業内容:伝統的な天然素材から、最先端技術を応用した新規素材まで様々な食材・工業用途向素材、機能性食品素材を展開。日々の研究開発で培った技術を活かし、お客様のニーズに応え、素材の「機能」で課題を解決します。
Webサイト制作を中心に様々なサービスを展開しています。
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