2018年09月27日
今月のMVPは、仕事を「する人」から
「請け負う人」へと進化した角南大雅
こんにちは、コーディングファクトリー部(以下CF)の児嶋です。
今月のMVPは、CF部の角南大雅(すなみ ひろまさ)に決まりました。
彼は、3月にもMVPをとっているのですが、その時は、某クライアントにフロントエンドエンジニアとして「常駐」というCFにとっては新しいサービス形態・働き方の先陣を切ってくれたこと、社内にいることが少ないにも関わらず、メンバーとのコミュニケーションも大切にしてくれている姿勢が評価されての受賞となりました。
そして今回は、そこからもう一段ステップアップし、常駐先のクライアント様からも評価をいただいたこと、さらに、社内においてもものさすサイトの改修業務や会社のメールサーバーがダウンするというアクシデントがあった時に復旧に尽力してくれたことが評価され受賞となりました。
常駐先で評価をいただくということ
常駐先で仕事をする場合、社内で仕事をする時と大きく違うところは、常に評価に晒されるところなのではないかと思っています。社内であれば何かあってもサポートをしてくれる人たちに囲まれて仕事ができる環境にありますが、常駐の場合は、「モノサス」という看板を背負った一仕事人としてお客様の環境でプロジェクトに参加することになります。とはいえ、常駐先でも連携やサポートを受けることはあるとは思いますが、あくまでフロントエンドエンジニアとしての一定以上のスキル・知見・解決力を持っていることが前提で、それはプロの仕事人同士がプロジェクトを進めていくうえで必要な連携やサポートであると思います。
そんな中でお客様に評価をいただくということは、これらがクリアでき、受け持ったプロジェクトの制作を進めることができているだけでなく、「常駐」で期待されている役割=お客様のニーズに応えることができている、ということなのだと思います。
これって私はすごく大きな意識の転換・収穫だと思っていて、「仕事をする人」ではなく「仕事を請け負う人」になったのだと思うので、そこがすごく頼もしくもあり、そして今後がとても楽しみでもあります。
裏方仕事をやりきること
そんな感じで常駐先でのお仕事もやりつつ、一方で彼は、今年1年かけて「ものさすサイト改修」という社内プロジェクトに参加してくれていて、表には見えてきにくいのですが、サイトの改善に積極的にかかわってくれていて、着実に成果をだしてくれています。
それだけでなく、会社のメールサーバーがダウンするというアクシデントがあった時に復旧に尽力してくれました。メールサーバがダウンしていることは、社内の誰もが知っていることではあっても、それを全力で復旧作業をしてくれている人たちがいて、その一人が彼であることを知っている人は、そう多くはなかったでしょう。
ここですごいなと思うところは、こういう裏方仕事かつある意味炎上処理に関わり最後までやり切ってくれたことです。こういう時って、現場がテンパったりカオスになりがちで、ちょっと鬼気迫る感じで解決を求められたりすることがある思うのですが、そんな中でもひとつひとつクリアして解決してくれたこと、(文句のひとつやふたつやみっつやよっつくらいは言ったと思うのですが、何はさておき)投げ出さず最後までやり切ってくれたことがスバらしいと思います。
これも、仕事を「する人」を超え、相手のニーズが何なのか考え「請け負う人」として最後まで仕事を完遂する、ってことなのかな、とわたしは思っています。
これから期待すること
1年3か月の常駐期間を終え、10月から社内に戻ってくることになりました。
彼は、これからどんな働き方をしてくれるのでしょうか。
社内でラボ的に立ち上がった「トイレに行ったら使用中」の状況を軽減するシステム『NEW』のプロトタイプ制作プロジェクトにも参加していて、「マイプロジェクト」についての意識をもっていたり、地元の徳島に戻る計画もあったり、まだまだこれからいろいろな可能性を切り拓いてくれるのではないかと思っています。そんな思いがかなえられるように私も全力でサポートしていけたらと思っているので、いろいろ話しながら、試行錯誤しながら一緒に切り拓いていけたらうれしいです。
MVP受賞コメント
MVPへの選出ありがとうございます。
前回から、あまり月日がたっていないので、正直びっくりしました。
色々な事に興味を持ち続けて、
「やります。」
っていい続けた結果、いつの間にか様々なプロジェクトに関わっていました。途中、タスクが膨大過ぎて、「これ無かったらな〜」と思う事もしばしば・・・
そんな中でも、少しでも誰かの役にたっていれたなら光栄です。自分ができる事は、まだまだ少ないですが、
フロントエンドとしても、またそれ以外の事にも、
引き続き挑戦していきたいなと思っています。今回のMVP選出、本当にありがとうございました!
角南 大雅