2018年10月26日
ワッショイ!秋祭り参加レポートin神山
徳島県神山町にサテライトオフィス勤務の栗原です。私達は、年数回、近くの河原の一斉清掃や年末の餅つきなどに声を掛けていただき、地域でのイベントに参加することがあります。
今回は、9月ににオフィス近くの神領地区にある若宮神社で行われた、お祭りに初めて参加しましたのでそのレポートをお届けします!
集合!!!
当日は、大型台風23号が迫るなか、もちろん天気は雨模様。
「やるのかな?」「やらないのか?」「さすがに、台風だし、この雨だと流石にやらないかな…」
と自問自答を繰り返し、念の為、集合時間の「14時ぐらい(←聞いていた時間が曖昧 笑)」より、早めの1時間半前にオフィスへ向かいました。
(川の一斉清掃の時など、集合時間に行ったら、ほぼ終了。ってことがあるので)
念の為、近所の方の家を訪ね、実施可否を確認しようと玄関先に着いた矢先、黄色のタオルを肩に回した方々がぞろぞろと集まり始めているではありませんか。
(縁起がいいという理由かは定かではありませんが、神山のお祭り行事ではみんな黄色のタオルを首に巻きます)
「はい、もちろんやりますよね!」
お神輿を迎えに。
新たな気持ちで14時ぐらいに「若宮神社(通称:若宮さん)」に集合していると既に黄色のタオルを巻いた人たちが20-30人お酒を酌み交わしているではないですか。
お神酒(おみき)と言って、神事ごとには欠かせないようで、身を清めたりする意味もあると思いますが、神様と饗宴するといった意味もあるようです。
その後、若い衆(こちらでは、50歳の方は、はまだまだ若いです。)が選抜されどこぞに連れて行かれます。
行きすがらのトラックの中で話を聞くと「神輿を取りにいく」と。
ご近所の大久保地区にある八坂神社(龍王)さんとお神輿を共有しており、お祭りの開催日も同日のため、午前中は大久保地区で神輿を担ぎ、午後は寄居地区(若宮さん)で担ぐタイムスケジュールになっているとのこと。
ここでも、お神酒とお振る舞いをして頂いた後に、神輿をトラックに運び入れ、いざ若宮さんへ。
いざ、お祭りの始まり
ホームグラウンドの若宮神社に戻り、いざ神輿を担ぐそのまえに、宮司さんが祝詞(のりと)を唱えます。
この儀式で、御神体が神輿に乗り込むことになります。
そもそも、なぜ神輿を担いで町内を歩きまわるのか?そんな基本中の基本を近所の方に何気なく聞いてみたら、とてもわかりやすい例えで教えてくれました。
「今日は、神様が一年に一回、下々のみんなのところへ顔を見せに来てくれる日で、そのために神輿に乗ってもらって町内をねり歩くねん。」
その他にも、祀られている神様の話、そもそもお祭りの目的などを聞いて回りましたが、いろいろと難しいとの、いろいろな説(同じ町内の人でも 笑)があり纏められませんでしたので、詳しい内容は割愛します…。というか、どこどこの神社に祀られている神様の妹の…難しすぎて説明できません…。
そんなこんなで、お神輿を担ぎます!
ワッショイ!
担ぎ手は、神山らしく地元の方、サテライトオフィスの方、外国からの移住者の方といろいろいろな男性陣で構成されていました。
本来であれば町内を練り歩くのですが、あいにくの雨の中でしたので、若宮さんの前の筋道1本のみを歩きました。
要所要所にしきびが祀られており、その前についたら神輿をおいて宮司さんが祝詞(のりと)を唱えます。
ご帰還。
筋道を回ったあとは、若宮神社に戻ってきて、宮司さんが祝詞(のりと)を唱え神様を降ろして終了となりました。
また、来年!
最後は、若宮神社の隣にある保管庫に神輿を置いて、終了となります。
今回、生憎の雨となってしまいましたが、雨の中の方が逆に震え立つ性分なので、天気の日より楽しめたかなと思います。
天気が良ければ、BBQが開催されるはずだったのですが、雨の為中止となり、それだけが心残りとなります。
普段、平日にオフィスに居るだけではなかなか会えない人たちも参加されていて、神輿を担ぐことで接点を持つことができました。神山オフィスが開設して、1年半経ちましたが、「何をやってんだ?」と聞かれることもまだあるので、そういったご近所さん達に顔を見せられたことと、少しでも会社のこと、自分のことを話せたのが一番良かったかなと思います。
来年は晴れますように!!!