2018年10月30日
今月のMVPは神山で根を張り始めた
香川祐太朗。
Web マスターサポート部(以下WS部)の栗原です。
今月のMVPは神山サテライトオフィス勤務の香川 祐太朗が受賞しました。
香川は去年もMVPを受賞しており、その時は神山オフィス新設の際にメンバーの教育や大型案件の安定化に大きく貢献してくれたことでのMVP受賞でした。
前回の時もMVPに強く推薦しての受賞でしたが、今回はその時以上に強くMVPを受賞してもらいたいという気持ちが届き、晴れて受賞することができました。
「今月のMVP」は「今月一番頑張った!と思える人に与える名誉ある賞です」という通り、香川は1番頑張ったから受賞となりました!
今月と言わず、ここ数ヶ月?数年?全速力で駆け抜けてくれています。
すべての行動に感謝!
今回受賞した理由としては、「ここ最近の香川のすべての行動が受賞の理由」となります。自分の担当役割を正しく遂行してくれたことはもちろんですが、受賞理由としては、それ以外に WS部全体のことを考えて行動してくれたことです。
個人予算達成だけでもなく、チーム予算の達成の為だけでなく、部予算達成の為にだいぶ無理をしてくれたこと、体調不良者が出てしまった時に、すでにパンパンな状態なのにお客様に迷惑をかけないため、案件を引き取り色々と調べながら対応をしてくれたこと、その案件だけでなく、リソース調整をおこなってくれたこと…。今月は今まで以上に負担が大きかったと思いますが、すべてを円滑に進めてくれたことに感謝です。
それも、すべて自分ごととして、責任を持って対応をしてくれました。
また、WS部は代々木と神山の2拠点にチームがあるのですが、チームコミュニケーションを良くしていこうと、主体的に部内の全体会議を企画してくれています。
本来であれば、案件のことやチームビルディングは私が香川をサポートしながら進めていかなければいければいけないのですが、逆に香川にサポートをしてもらっている立場となってしまい、申し訳ない気持ちと、ありがとう!の気持ちでいっぱいです。
私の心の支えにもなってくれています(笑)
しっかりとした、大人になりたい。
そんな香川の人となりを少し話したいと思う。
話は遡り、私と香川との出会いは、約5年前。Web 未経験でイチから勉強したいと、モノサスで働きたいと面接に来てくれた時のことです。まだ左耳にものすごい大きいピアスの穴(←面接の時はさすがに外していました)を開け、若さの片鱗を見せていた彼でしたが、
- どことなく漂うWeb を学び、手に職を付けたいという気持ち
- どことなく漂う素直さ
があり、そんな彼と仕事したいと思い一緒に働きはじめて、はや5年目となりました。
この5年間でいろいろな経験、環境の変化を経験し、今では神山チーム側のマネージメントをやってくれるまで成長してくれました。
彼も30代になり、もう立派な大人。時折夜遅くまで残っている彼と話をする際に耳にする言葉が、「大人じゃない」という言葉。
なぜ?と話を聞いていくと、「社会人としての常識が全然ない」「社会人としての経験が少なすぎる」とか「人として…」とか。
私から見たら、香川は十分大人です。神山チームでは1番大人(一番年上の私を抜いたらね)。
香川の場合は、木で例えて言うならば、入社3年でデザイン、ディレクション、コーディングのスキルを磨き、「幹、枝葉」を大きく、がむしゃらに伸ばしてくれました。
ここ2年は案件の悩みとかではなく、仕事へのスタンス、考え方、チームのことと色々と悩み、考え、一緒にもがくことが多かったね。(今もね…。)
今は仕事の「根」をしっかりと張るためにヒューマンスキルを学ぶ期間で、それが着実に彼の力になっていると感じています。
2年前に代々木勤務から神山勤務になって見えていた景色と今見ている景色は全然異なる景色に変わっていると思います。(見たくない景色も見てしまっていたりね…)
それは、根が張ったから見えていることで、それが大人かはわからないが、どんな状況も現状を直視することを恐れない、頼れる存在です。
香川祐太朗のいいところ。
香川の良いところは、自分を「過大評価しない」というところだと思います。
常に、「まだまだです。」と謙虚で、常に目標としているスキルセットがあり、それに向かってひたすら進むことができ、自分個人の評価ではなく、客観的な姿勢で自分の評価を行っている。自分自身のポジションが彼の中で決まっているからこそ、常にその目標に辿り着くように経験を積んでスキルを伸ばす為の行動を入社したときから変わらずに続けられるのだと思います。
Web 業界は早いスピードで技術・知識が日々アップデートしていき、習得してもすぐに昔の技術となってしまいます。その中で、自分で自分の限界、担当範囲を定めずに、常に学ぶ姿勢を持ち続け、自分の足りない部分を認識して、それを補うための行動に移せる香川は Web 業界に適した人材なのかもしれません。
また、「人の意見を素直に聞き入れる」姿勢も良い部分だと思います。
アドバイスを行った際に、素直に聞き入れてくれて、行動に移してくれます。理由に納得が行かない時は、ちゃんと質問をしてくれて理由・意図をしっかり把握しようとしてくれるため、次に同じ状況が発生した場合に対応がスムーズなのです。
仕事だけでなく、人としてもとてもとても良い奴です。
お酒を飲むとどうしようもない奴ですが。
上手く表現が難しいですが、人当たりが良いといった表現だけでは伝えきれない良い奴。まず仲間内に敵は作らないし、香川を嫌う人もいないでしょう。
それは、香川の人間臭い部分?なんでしょうか。
人間なので、もちろん我慢をしすぎて、イラついている時もあります。それが時折外に漏れることがありますが、最近の大人香川はぐっとこらえることができます(笑)
香川の奥さんが以前こんなことを言っていました。
「こんな良いやつはいないですよ。ほんと良いやつなんですよ」と。
お酒の席だったので、もちろん香川は覚えていないと思いますが、夫のことをそんな風に表現できる奥さんも素敵だし、それを言わす香川の人間性も素敵です。尚且、そんな夫婦がとても素敵でした。
そんな香川の人間性が常日頃の行動にも繋がり、今回のMVP受賞に繋がっていると思います。
最後に現実に戻しますが、まだまだ部全体で、幹、枝葉、根としっかりと自立した部になるように引き続きWS部をさらに一緒に盛り立てていきましょう!
MVP受賞コメント
栗原さん、MVPに推薦いただきありがとうございます。
最近、かわいいかわいい猫ちゃんを飼い始めました、香川です。
MVPが発表された会議当日、神山オフィスにいた私は
受賞コメントを話すためのマイクを慌てて準備してて、
肝心の受賞理由がほとんど頭に入ってきませんでした。今、書きかけの栗原さんのこの記事を読みながら
じ〜ん….ときております。そして同時に、あまりにしっかりしためっちゃ良いやつのように書いてくれているので
逆に身の引き締まる思いです。神山に来てからもうすぐ2年が経ちますが、毎日大変なのは相変わらずです。
しかし最近ふと、一緒に働いてるメンバーや、自分自身の成長が実感できる瞬間が増えてきた気もしています。沢山の業務に追われる日々ですが、そんな嬉しい瞬間をモチベーションにしつつ頑張ります。
ありがとうございました。
香川 祐太朗