2019年01月09日
気づけばプロレスワールドへ、トップロープから雪崩式フランケンシュタイナー
- レスラーの姿に働く自分が重なった -
こんにちは。品質管理部の舟山です。
突然ですが、モノサス プロレス部ができました。主な活動内容は試合観戦。
なぜ、プロレス部なのか。
今までプロレスという単語しか知らなかったわたしが、プロレス部発足の経緯から人生初の試合観戦に至るまでとその後を書いてみました。
すべては彼女の勘違いから始まった。
わたしの大先輩、本部の大久保千賀子は大のプロレスファン。
以前、大久保が覆面レスラーのイラストのTシャツを着て出社した時のことです。
わたしが唯一持っていたプロレス関連情報「作家の西加奈子さんが棚橋さんのファンだそうです!」と伝えたのが、大久保には舟山=棚橋ファンとインプットされた模様。
2018年8月31日、朝一で大久保から連絡が来ました。
「JAにライガーとKUSHIDAが来るって!」
ら、らいがー...??
詳しく聞くと、会社の近くにあるJAアグリパークで行われるイベントに、新日本プロレスの選手がゲスト出演するとのこと。
話を聞くうちに気になり始め、2人で参加しようと盛り上がっていました。が、イベントは就業時間内。その日は諦めておとなしく業務を優先しようということになりました。
この大久保の勘違いが、わたしにプロレスの世界への一歩を踏み出させるとは、この時は思いもしなかったのでした。
プロレス観に行っちゃう?
早々に、気持ちを切り替えた大久保から提案が。
「本物のプロレス行かない?」
思い立ったが吉日。
プロレス観戦暦大ベテランの大久保・柵山を筆頭に、初心者を含む4名がメンバーに選出されました。
運よくチケットも入手でき、新日本プロレスの試合観戦が決定しました。
モノサス プロレス部、部員6名での初めての活動です。
いざ、10.16 後楽園ホールへ!
グッズを見る時間も確保するため、予定の集合時間を30分早めてみんな気合十分。
行きの電車内では、柵山が事前に回覧としていた週刊プロレスを回し読みして、再度予習です。
初めての会場に緊張しながらも、到着早々ピッコロと記念撮影。
リングを目の当たりにして気持ちが高まります。
試合開始!その前に。
初観戦で知った3つをご紹介します。
- 座って観戦します。
- 飲食物持込可です。(飲食物は会場内でも購入可。でも近くのコンビニで買うほうが安いです。他会場も同様かは不明。)
- 休憩時間はありません。(試合の合間に、適宜自由に。)
もちろん会場や試合によっても違うと思いますが、
20分・30分1本勝負といっても、この日は全試合15分前後でさくさく進んでいきました。
お待たせしました、試合開始!!
まずは若手選手の試合から。
選手の登場に徐々に会場が盛り上がります。
続いて、この日の試合を観てわたしが大好きになった飯伏幸太選手の入場です。後ろ姿もかっこいい。
エース、棚橋弘至選手はご存知の方も多いのではないでしょうか。
歓声が上がり場内が一気に熱気につつまれます。
圧巻。
最後はロスインゴの儀式。
この日は試合が組まれていない選手たちの登場に場内が沸きました。
試合終了、反省会へ。
試合後、会場近くでビール片手に反省会です。
今回一番心に残った選手と、よかったところを一人ずつ発表しました。
「こけし(技名)をみれて嬉しかった」「BUSHI(選手のこと)がかっこよくて思わず叫んだ」「まさか内藤が来てくれるとは」などの感想や、ベテラン勢からは「天龍引退試合でのオカダが最高だった」等過去のエピソードもでてきて大盛り上がり。(初心者は話題についていけないので、解説してもらいスマホで調べながら参加。)
部員全員で余韻に浸り、また観に行こうと約束し反省会が終了しました。
プロレス、かっこよすぎる。
とにかくかっこいい。
選手の皆さんの素晴らしい身体能力から繰り出される技の数々、楽しそうなファンの皆さんや会場全体の雰囲気等、どの試合も見入ってしまって時間があっという間に過ぎました。選手たちは、真剣かと思いきや、要所要所で笑わせて楽しませてもくれます。非現実的な技に驚きすぎてつい笑ってしまうことも。
観戦前は「痛そうで見ていられないかも」と不安に思っていました。
実際確かに痛そうで目を背けてしまう場面はありましたが、それはほんの少し。それよりも(言葉が正しいかわかりませんが)ショーとしての素晴らしさを感じました。選手の入場曲やコスチュームも魅力のひとつです。
百聞は一見に如かず。実際に観て感動して、プロレスという新しい世界を知ることができて本当によかった。プロレス部のおかげもあり、楽しく観戦できたのでした。
タイムカードはわたしにとってのゴング、8時間1本勝負。
どうしてこんなにプロレスに魅力を感じるのか...
この記事を書くにあたって考えてみました。
考えていきついたのは、思わぬ共通点を感じてレスラーたちに共感しているということ。
それは、働くわたしも毎日戦っている...。ということです。
かっこいいプロレスを見て強く心に残ったのは、時に真剣に、時に面白く会場を沸かせているレスラーたちの姿。
その姿は、仕事に対して真剣に、けれど時には面白おかしく楽しみながら日々の業務に取り組もうと、前向きに考えている自分とどこか重なったのでした。
プロレスラーの勝負はリング上ですが、職場がわたしにとってのリングなのかもしれません。
日本のプロレスは男子だけでも主要な団体が11団体あるそうです。
今回の試合をきっかけに、他団体にも興味を持ったり、海外の団体にも興味を持って勉強を始めている部員もいるようです。プロレスって奥が深くておもしろい。
3.6 新日本プロレス旗揚げ記念日には、プロレス部全員で観戦予定です。楽しみ!!