2020年03月05日
ものさすラジオ
本当はみんなと飲みたいマーケター龍田
ときどきモノサスにお邪魔して、ものさすサイトの運営などをお手伝いしている中嶋希実です。ふだんは取材などで人の話を聞く仕事をしています。
ちょっと前から、モノサスの人をゲストに話を聞く社内限定の小さなイベント「ものさすラジオ」をはじめました。
この日のゲストはマーケティング&セールス部部長の龍田さんです。
代々木オフィスのソファー席に集まって一緒に話を聞く人。サテライトオフィスから画面を通して耳を傾ける人。帰り道にイヤホンで聞いているという人。
コワモテ+関西弁の龍田さんにちょっとビビりながら、ビール片手に話を聞かせてもらいます。
- 中嶋
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あの、よろしくお願いします。
- 龍田
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はい。お願いします。
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えっと、龍田さんってどういう経緯でモノサスで働くことになったんですか。
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それで言うと、大学のころ、バイトしてたバーで働くのがおもしろかったんです。
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バーでバイト、かっこいい大学生ですね。
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どうやったらお店はもうかるんだろうって、飲食店の経営に興味が出てきて。それで船井総合研究所っていう会社に入って、モノサスを始めることになる林さんが先輩で。5年働いて、モノサスに行くことになるんです。
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えっと、大企業で働いてから立ち上げて間もないモノサスに転職するって、けっこうジャンプな気がするんですけど。
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僕が船井に入社したときのコピーが、5年で独立できないやつはいらないっていうもので。なんとなく5年が区切りやと思ってたんですよ。それでモノサスに来て、11年かな。
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龍田さんってなにを仕事にしてる人なんですか?
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今はBtoBの会社のWebサイトをつくるプランニングと営業と、プロマネですかね。基本はなんでも屋ですよ。Webに関わることなら、デザインとコーディング以外はある程度、浅く広くできますね。
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仕事をするとき、大切にしてることってどんなことですか。
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いろいろありそうやけど、パッと出てこないな… プロとして依頼されてるんやから、恥ずかしくない仕事を収めるのはあたり前かなとは思うけど。あとは気が利かないっていうか、仕事だけじゃないけど、想像力を持つことは大切かなと思うかな。
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想像力?
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たとえば出張でホテルに泊まったら、シーツはめちゃくちゃにしたまま部屋を出ない。掃除が大変になるでしょう。飛行機や新幹線に乗ったら、シートを元通りに戻して、ゴミは残さないとか。飛行機を降りる時、前方にあるスーパーシートとか価格の高い席を通るけど、散らかし倒してるのを見て嫌な気分したことない?
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あります。どうしたらここまで散らかせるんだろうっていうくらい。
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前の会社でさんざん教わったんですよ。そういうことやらないと、ツキが落ちるぞって。ツイてる人にはツイてる理由がある。それに対する僕なりの理解の一つが、想像力を持って生活するってことかな。
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なるほど。それ、後輩とか周りの人にも言うんですか。
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すごい気にしてた時期もあったけど、最近はそうでもないよ。怒ったりもしなくなったと思うけどな。
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10年働いてきて、印象に残ってる仕事ってなんですか。
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うーん。そうだな。昔、コーディングファクトリーというサービス主催のWebのセミナーをやってたんです。東京、名古屋、大阪、福岡って開催して、900人以上人が集まってくれて。あれは手応えあったのと、いい思い出というか。みんなで出張行くと楽しんですよね。現地で、うまいもん食って。
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それが目的ですか。
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ふふふ。
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(龍田さんのビールも進んできたところで) 私が今日、1番聞いてみたかったことを聞いてみます。
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はい。
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いつも会社をウロウロしてますよね。あれ、なにしてるんですか?
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ウロウロしてるかな。
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会社のいたるところで歩いてるのを見かけます。
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別に意識はしてないですけどね。トイレ行ったついでとか、集中が切れたときにブラブラはしてるかも。
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みんなの働きぶりを見てたり?
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見てはない。誰も相手してくれないし。なんかおもしろいこと言ってくれないかなって、声かけることもありますけど。
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事前のタレコミ情報だと、机の上に置いてあるアメを勝手に食べちゃうって聞いています。
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大久保さんの席にあるのは、たしかに食べてますね。
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フラフラしながら、実はコミュニケーションをとろうとしてるのかなって思って見てました。
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そういうのも多少はあるかもしれないですね。前いた会社って、基本みんな出張でいないんですよ。みんなで集まるのも月に2、3回。当時の上司が、会社はコミュニケーションをとる場なんだって言ってた記憶に残ってます。
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なるほど。お酒好きみたいですけど、会社のなかでは誰と飲みに行くんですか?
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一番多いのはさかもっちゃんかな。打ち合わせが終わった後とか。ほかのメンバーとはあんまり行ってないです。最近、誘われないんで。
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あら。(ちょっと寂しそう)
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この前、原澤君と六本木に打ち合わせに行った時、夕方に終わったので、さて行こうかと思ったら、喫茶店で仕事するんでって言われちゃって。ここで飲みに行かないっていう判断をするのが理解できなかったですね。
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(話を聞いてた原澤さん:営業青年)あれ…あの日誰かと行く予定があったんじゃないんですか?(汗)
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ないよ。
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…あ、すれ違いがありましたね。じゃあ、誰かに飲みに行きませんか?って聞かれたら、いいよって感じなんですね。
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空いてたらぜんぜん行きますよ、それは。
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なんだ。みなさん、誘ってあげてください。
- (話を聞いてた小野木さん:ちょっとナルシストなデザイナー)
- 毎日飲むんでしょう。それ、結婚したらけっこう変わると思うよ。
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龍田さん、どんな人がタイプなんですか?
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うーん、わからんよね。振り返っても好きになった人ってバラバラやし、どんな人が自分に合うのかわからんし。
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髪は短い方が好きとか。
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見かけではないと思うな。あ、でもこのあいだ電車の中で一目惚れしました。
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え!!
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その人、みんながスマホを触ってるなかで本読んでたんですよ。それだけでも最近では珍しいなと。電車の中は、みんなスマホを触ってるじゃないですか?
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たしかに。座ってる人全員スマホ見てたりしますもんね。
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で、よくよく見ると、その本の裏表紙に図書館のバーコードがついてて。それを見た瞬間に、俺この人好きや!って思って。
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声かけなかったんですか。
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そんな勇気ないわ。変質者扱いされるでしょ?
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残念。
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あ、でもその人の情報、1つだけ漏れてました。めっちゃ美人でした。
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え、結局顔ですか。
龍田さんのビールが進み、盛り上がってきたところでこの日のラジオは終わり。
だんだん饒舌になってきた龍田さん。この後居酒屋に場所を移し、龍田流仕事論を優しく、そして熱く語ってくれました。(ものすごい勉強になりました)モノサスのみなさん、龍田さん、飲みに誘ってくださいね。
さて、次回のラジオは龍田さんに引き続き、「圧が強めシリーズ」でお届けします。お楽しみに。