こんにちは。FarmMart & Friendsの富田です。

2022年3月にスタートしたFarmMart & Friendsは、夜の時間に営業を開始する『CIMI restorant』のオープンに伴い2月中に改装工事を行っていました。

2024年3月1日にリニューアルオープン！メンバーも新体制の中、楽しみな気持ちと不安な気持ちでドキドキしていましたが、店内の様子やメニューの構成などを変えたお店には、日々たくさんの方がいらしてくださり、嬉しいばかりです。

ようやく自分たちの手に馴染んできたリニューアル後のお店は、どんな風に新しくなったのか、一部をご紹介できればと思います。

アラスカからやってきた、レッドシダーのテーブル

今回の改装は、FarmMart & Friendsのオープン時と同様にスキーマ建築計画さんに手がけていただきました。 施工は高本設計施工の高本さんとTANKの福元さんに携わっていただいています。 その中で、大きな目玉となったのはこのテーブル。アラスカからやってきた樹齢数百年のレッドシダーを使用しています。

もともとは、およそ6メートルほどの大きな丸太でした。

この丸太は高広木材さん（東京・新木場）のストックヤードで長年眠っていたもの。縁あって使わせてもらえることになったこの丸太をどのように使ったらいいのか？という議論をみんなで何度も重ね、ついに完成。

今までの席は外を向いたカウンターのみで数も少ない店内でしたが、より多くの方に店内でお召し上がりいただけるようになりました！

そのぶん、お隣さんとの距離が近くなってしまうことが少々心配だったのですが、自然とコミュニケーションが生まれる場面も。 この大きなテーブルを囲んで、そこにいるみんなで食事を楽しんでもらえる空間になればと思っています。

CIMI restorantがついにオープン！

2023年11月から、FarmMart & Friendsの閉店後、夜の時間を利用してPOPUPを行っていた『The restorant』が、名前も新たに『CIMI restorant』としてオープン。 清澄白河にある『The Blind Donkey』の姉妹店です。

「CIMI」とは漢字で書くと「地味」。
その土地の味、豊かな土を意味し、「restOrant」は、レストラン本来のスペルである"au"を、リストア（回復）の意味を持たせ、"O"としています。
CIMIは、人と地球環境の健康を回復するために、私たちは何を料理すべきか？という問いに対する、実験の場でもあります。

メニューは、栄養の完全食として、野菜・豆類・穀物からなる3皿のプラントベースの料理がメイン。そのほか、土地・海の持続可能性に取り組んでいる生産者の方々の鹿肉や牡蠣など、日本の自然環境における課題解決の役割を担った食材を使用していきます。

シェフのともさんの愛のこもったお料理と、おいしいワインをぜひ楽しんでください！

ランチがはじまりました！

 「せっかくCIMI restorantの営業も始まるし、お互いにとっていい作用が生まれたらいいよね」
「ファームマートで販売している食材を楽しんでもらいたい！」
ということで、CIMI restorantのシェフ、ともさんに監修いただき、ランチを始めることになりました。

ランチの内容は「雑穀ヴィーガンドーナツ」「サラダとお惣菜」「スープ」。
「この野菜は別で茹でた方が良さそうだよね」
「みずみずしさを味わってもらいたいから、注文が入ってから和えた方がいいね！」
「どの油を使うのがこのスープには合うかな？」
と、話し合いながら、農家さんたちから届くお野菜や、店内にある調味料などをおいしく楽しんでもらえるように考えました。
季節によって入荷するお野菜も変わるので、それに合わせてメニューも変更する予定です。 ドーナツと一緒に、旬のお野菜も楽しんでもらえたら嬉しいです。

お野菜や調味料はお店でも販売しているので、気に入ったものや気になるものがあれば、そのまま購入できます。
ぜひお家でも楽しんでくださいね！
そして、ランチで使用している器は、高橋主馬さんに手作りで一つひとつ作っていただいたもの。 手によくなじみ、木の温もりを感じられる食器です。

営業時間が変わります

 『CIMI restorant』のオープンに伴い、Farmmart & Friendsの営業時間が変更となります。 今までは平日・土日祝で営業時間を変更しておりましたが、統一することになりました。

なお、『CIMI restorant』の営業時間は以下の通りです。

モノサスのみなさんにも、ご近所の方々にも、これまで以上に「今日も寄りたい！」と思っていただけるお店を目指したいと思っています。
お待ちしております！