2016年10月28日
天候に翻弄されるモノサス社員旅行2016
in 屋久島 -前編-
こんにちは。クリエイティブ部の道場です。
ちょうど一週間前の10月21日から2泊3日で、社員旅行で屋久島へ行ってきました。
毎年何かしらのハプニングが発生するモノサスの社員旅行ですが、これほどハプニング満載の社員旅行は後にも先にも今年の屋久島だけではないでしょうか。
今回は、そんな笑いアリ苦労アリのモノサス社員旅行記の第一弾をお届けします。
それは翌日に屋久島行きを控えたある日のこと
9月1日、翌日に社員旅行を控え、気分はもう社員旅行へのウキウキでいっぱいな私。
何を持っていこうかな~、何を着ていこうかな~なんて思いながら、屋久島地方の天気予報を眺める。
すると・・・、なんだか不穏な白い渦巻きが天気図に描画されているではありませんか。
そう、まさかの台風発生です。
前日なのに、そんな突然の発生ってあり?!
そのさらに前の日の8月31日には社員旅行に行くメンバーで集まって登山用品店でお買い物ツアーもしたし、景気づけの飲み会では、去年の社員旅行は台風で延期になって大変だったけど今年は大丈夫そうでよかったよね~、なんて話していたばっかりだったのに。。
まさか2年連続で台風による延期(詳しくは去年の社員旅行レポートを参照)になるなんて、モノサスの社員旅行は何かに呪われているのか・・・?
昨年の社員旅行委員で同じく台風による延期対応を経験している身としては、今年の社員旅行委員が本当に気の毒でなりません。
社員旅行委員のリーダーである龍田からも、正式に延期の連絡がはいり、意気消沈。
キャンセル対応や延期日程の設定に、2回目となる予約等々の手続きはさぞかし大変だったことでしょう。
今度こそ!満を持しての社員旅行スタート
再設定した日程は10月21日。その日は飛行機が全員同じ便だと予約が取れなかったため、2便(早朝出発組と後発組)に分かれての出発に。
早朝出発組の集合時間は朝の5時55分。
兼ねてから、遅刻するメンバーが出るのではないかとヤキモキしていた社員旅行委員達でしたが、不安要素のあった中庭(2年前の社員旅行にて前科1犯)と、前日終電まで仕事をしていたため心配されていた私も無事に到着し、ほっと胸をなでおろします。
・・・と思ったのも束の間。あれ?人数が足りない。。
と思っているところに社員旅行委員の畠山に着電。完全にノーマークだった村上から、具合が悪いので欠席しますとの連絡が入る。
どうやら話によると、今回の社員旅行の前になんとか仕事を片付けようと、前日は遅くまで仕事をしていたとのこと。
以前に、社員旅行のために登山靴を買おうと思ってるんですよ~なんて話を聞いていたこともあり、楽しみにしていただけに本当に残念。
雨の屋久島へ到着
飛行機を乗り継ぎ、人生初のプロペラ機を経てついに屋久島へ到着。
迎えてくれたのは、期待通り?の雨でした。常にシトシトと雨が降っているんだろうなと思ってはいたものの、予想以上のザーザー降りに若干怯む私。
旅行初日は夜の宴会までは自由時間なので、登山部を中心とした有志メンバーでもののけ姫の森の舞台になったという白谷雲水峡へ向かいます。
レンタカー屋さんのお姉さんの話によると、もしかしたら雨での影響で白谷雲水峡のルート上の川が増水して渉れない可能性があるとのことで、ちょっと心配に。
白谷雲水峡に到着して管理人のおじさんに聞いてみると、なんとか通過できるとのことで一安心し、太鼓岩を目指して出発します。
白谷雲水峡は苔がいっぱいの神秘的な森の中を歩けるルート。
マイナスイオンを体いっぱいに浴びながらてくてくと進みます。
途中、屋久杉の根元に出来た洞をくぐったり、ぬるぬるとしたヒメシャラの木を楽しんだりしながら、太鼓岩へ。もののけの森の苔はこれまでに見たことのないくらい木の枝にまで密生していて、モサモサで可愛く、ついつい写真を撮る手がとまらなくなります。
最後の登りでゼイゼイ言いながら、ようやく太鼓岩に到着。
高いところが好きな私はついたとたんテンションが上がり、岩を駆け上ります。
雨が降っていたので、展望は期待していませんでしたが、思っていたよりも周囲の山々や川を見渡すことができ、霧の中の幻想的な景色を楽しむことができました。
太鼓岩を堪能し、お腹も空いてきたのでお昼ごはんを食べるために、ルート上の山小屋へ向かいます。
しかし山小屋まではまだ30分くらいかかります。空腹をこらえながら歩いていると、副社長の永井からお腹が空いてもう歩けないと、アンパンマンのようなセリフが。
セリフだけ聞くとちょっとユーモラスだけども、この症状は明らかにエネルギー不足のシャリバテです。とはいえ雨の中で休憩する場所もなく困ってしまい、仕方なく立ったままおにぎりをほおばる永井。
すると、食べた直後からみるみる内に元気になり、パワーが漲ってきたと言って力強く歩き始めました。
私自身もシャリバテは経験したことがありますが、永井のビフォーアフター具合が明確すぎて不謹慎ながらもちょっと面白かったです。
その後、小屋でお昼ごはんを食べた後は、原生林コースへ。原生林コースは雨が降ると最初に増水するコースなので、川の渡渉が危ぶまれましたが、そのへんにいたガイドさんに聞くとまぁ大丈夫じゃないかという話だったので、危なくなったらすぐに引き返すという条件で行ってみることに。
心配していた川の増水は問題なく、少しのスリルを楽しみながらいくつかの川を渉り、舗装されていない苔に囲まれたルートを進みます。
原生林コースの中を歩いていると、まさにもののけ姫の世界に入り込んだような気分になれ、他に歩いている人もすくないので、目一杯に森の静けさと奥深さを堪能できました。
個人的には、今回の社員旅行で歩いたルートの中で一番好きな道です。
トビウオだらけの屋久島ディナーからの部屋飲み宴会
汗を流した後は、社員旅行の参加メンバー全員で、宿の近くの「散歩亭」にて夕飯をいただきます。
散歩亭のメニューはトビウオにはじまりトビウオに終わるといっても過言ではないくらいトビウオづくし。
男性陣はホテルに備え付けられていた、趣のある柄の甚平的な服を着て楽しそう。
このタイミングで初めて顔を合わせるメンバーもいて、なんだかようやく社員旅行らしくなってきました。
散歩亭での食事を楽しんだあとは、ホテルの403号室に場所を移して第二ラウンドのはじまり。
三々五々、各自の仕度などを整えてから、メンバーが集まってきます。
そんな中、既に酔いが回っているのか、永井は黄緑色のメガネ姿で登場。
笑いを取ろうとしているのかと思いきや、本人はいたって真面目。
本人のNGが出たため写真が載せられないのが残念。。とっても可愛らしい永井をみなさんにも見ていただきたかったです。
そうこうしているうちに、みんなの顔もいい感じに赤くなってきて、だんだんディープな話になってきます。あーだこーだと仕事や会社の話を熱く語り合っているのを見ると、みんな本当にモノサスが好きなんだなと、あらためて実感。
私はみんなで人狼ゲームをやりたかったのだけれども、そんな願いは虚しく却下されました。
と、記憶を頼りに宴会の様子をバラバラと書いてみましたが、実は私自身もまぁまぁ酔っ払ってしまっていて、何を話したのか、今となってはほとんど覚えていなかったりします(汗)
真夜中のいびきシャッフル事件簿
宴会の後はそれぞれ各自の部屋に戻って、翌日の縄文杉もしくはもののけの森のトレッキングに備えて眠りに就くわけですが、翌朝に聞いた話だと、ここで男子部屋にて事件が発生。
それは深夜2時になろうかという頃、どうしても同室のY内氏のイビキに堪えかねた数名のメンバーが、寝ないと翌日の体力がヤバイということで別室に移動するも、その部屋はH端氏のイビキがうるさく、鍵のかかっていた3部屋目のメンバーを電話で起こしてまで部屋を移るという民族大移動にまで発展。
そんな中、あるメンバーはそのタイミングで移動の波にのれず、イヤホンで音楽を聴いて寝ようとするも、今度は音楽の音がうるさすぎて一睡もできないという始末。
翌日、眠れなかったメンバーは一様にげっそりとした表情をしていました。
さて、社員旅行記の序章とも言える第一弾はここまで。
次回はメインイベントの縄文杉トレッキングのレポートからドタバタの帰宅劇をお送りしたいと思います。
乞うご期待!