2017年10月10日
見やすく、使いやすいサイトへ。
9年ぶりのリニューアルの裏側
~川口化学工業株式会社様・インタビュー〜
こんにちは。モノサスBtoBチームです。私たちは 日頃からBtoB企業に特化したWebサイトの制作・運用のご提案を軸に活動しています。その活動の一環として、弊社でリニューアルを担当した企業の担当者様と共にプロジェクトを振り返るインタビューを行なっています。
今回ご協力いただいたのは、今年5月にコーポレートサイトのリニューアルを終えた川口化学工業株式会社様。埼玉県川口市に本社事務所・工場を構え、化学薬品の研究開発・製造・販売を行っているメーカーです。リニューアルに携わったメンバーにお集まりいただき、モノサスの営業坂本とデザインを担当した濱端がお話をうかがいました。
お話を伺った方々
- 総務部 総務グループリーダー 関野様
- 内部監査室長 龍前様
- 経理部 経理グループリーダー 上村様
- 経理部 経理グループ主任 情報システム担当 菊地様
- 総務部 総務グループ 副主査 髙松様
モノサスとの出会いは2015年の取材
川口化学工業株式会社 左から関野様、龍前様、上村様。
坂本
一番最初にお会いしたのは、2年前になりますね。我々がBtoBのWebサイトの運営状況や課題、傾向などをレポートにまとめる取り組みをしていて、その取材をお願いしたのがきっかけでした。
上村さん
そうですね、うちのサイトがどういう状況なのか聞きたいということで電話があって。私も他の会社がどうやっているのか知りたかったですし、資料をいただけるということで、お会いしたんです。
髙松さん
その時点ではまだうちがリニューアルするという話はなかったですね。
坂本
取材からしばらく経って、完成したレポートをお持ちした時も、リニューアルのお話は出てなくて。BtoBサイトの傾向とか、その他のデータについて説明をさせていただきました。
上村さん
そうでしたね。
坂本
それから半年後ぐらいにリニューアルに動き出したんですよね。実際にはどういう流れだったんですか?
関野さん
既存のホームページがもう古い、という声があって。組合からの提案もありましたし、お客様からも言われていたのかな。
上村さん
その辺がたまたま重なったんですよね。営業部門からもそろそろリニューアルしないと、という話が出ていました。
髙松さん
以前のサイトは、自分たちで作ったものでした。当時は、今みたいに通信速度も速くないので、あまり重くするとダメだということでなるべく軽くして…。
坂本
そうでしたね、昔はWebサイトの幅もみんな狭くて、今とは作り方がまったく違ってましたね。
Before
After
制作会社探しからプレゼンまで
坂本
リニューアルすると決まってからは、どうやって制作会社を探されたんですか?
関野さん
実は、いろんな制作会社からの売り込みが頻繁にあったんですよ。そこから何社かピックアップして、見積を取ってみました。ただ、やっぱり対面でこうやって話をしながらやれる会社がいいということで、会社に来てもらって内容を聞いたうえで、モノサスさんとあともう1社に絞ってコンペをすることになりました。
坂本
うちが2社目のプレゼンでしたね、コンペはどうでしたか?
関野さん
1社目のプレゼンの時のことですが、初めて新しいデザインを見たワケですから、よく見えるんですよ。「あ、もうこの会社でいいんじゃないの?次のモノサスさんは見なくても…」ぐらいの感覚になっちゃって(笑)。
ところが、モノサスさんのデザインを見たときには、おぉっ!となりましたね。やっぱり実際に見てみないとわからないな、と。
坂本
我々は、A案・B案ふたつお持ちしたんですよね。A案は当初の予算内のプラン、B案は、せっかくリニューアルするならしっかりやりましょうという提案プラン。最終的にB案に決めていただけたので、私たちも嬉しかったです。
プレゼンの機会をいただいたからには、いいものをお見せしたいと思っているので、デザインも相当練りました。デザイナーの濱端と相談しながら、3、4回は手を入れて、最終的に今のデザインに近いもので持っていったんです。
関野さん
画像が大きく斬新なレイアウトで、ブルーの色味も良かったですね。モノサスさんのプレゼンを見て、役員を含めた全員がいいね!という反応でしたよ。
坂本
ありがとうございます。あのときは10名ほど出席されていて、濱端は緊張のあまり、かなりテンパってて、隣りで「濱端、落ち着け!」ってハラハラしてました。
濱端
あんなに大勢の前で説明をしたことがなかったので、緊張しすぎて、あまり記憶に残ってなくて…今日はあらためてお話をうかがえて良かったです(笑)。
せっかくやるんだから、良いものにしたい。
リニューアルの方向性が変わった
関野さん
モノサスさんの提案をうけて、社内でも「せっかくこういう提案があるんだから費用をかけようか」という話に移っていったんですよね。
髙松さん
提案を検討する中で、当初の予算では足りないね、となってきて。そこで、当初の予算を執行しないで、また新たに取り直したんです。
龍前さん
最初は、できるところは自分たちでやろうと思っていたんです。でも、どうせ作るのであれば、プロに任せたほうがより良いものができるんじゃないかっていう考えになって、予算を増やしました。
坂本
ありがたいです。皆さんに頑張っていただいた結果、プレゼンしてから発注いただくまでに半年くらいかかりましたよね。濱端はその間ずっとモヤモヤしてました(笑)。
川口化学工業のリニューアルプロジェクトメンバー。左手前から:関野様、龍前様、上村様、菊地様、高松様。
坂本
リニューアルが始まってからは、いろいろとやることが多かったとと思います。これは大変だったなというエピソードなどはありますか?
上村さん
調整関係はぜんぶ関野さんがやってましたよね。
関野さん
皆で分担して「この日までにこれをやる」という風に進めていました。確かに、作業ボリュームが多いというのはありましたね。Webに詳しいメンバーもいるんですが、私個人でいうと、見るものすべて全部初めてで。まず用語を理解するのが大変でしたね。コーディングってなに?というところから(笑)。
濱端
関野さんには製品情報の登録データを作っていただいたんですが、あれはまとめるのが大変そうだなと思ってました。
関野さん
確かに大変でした。うちは少量多品種で製造している会社なので、製品の種類がいっぱいあるんですよ。
坂本
他の皆さんはどうでしょうか。
上村さん
そんなに大変じゃなかったかな?(笑)
髙松さん
あったかもしれないけど、今思うと出てこないね。
関野さん
まあ、多少はあったんじゃないでしょうか(笑)。私自身も、提出期限に追われるというのはありましたね。通常の業務以外に時間を取られるんだけど、最後の詰めぐらいかな、時間をかけたところは。
坂本
そこは上手に調整していただいてたんですね。
龍前さん
打ち合わせも、モノサスさんがこちらに来てくれましたので、スムーズだったんでしょうね。わからない点はその場で答えてもらえたので安心感がありました。
濱端
メールや電話だけだと、どうしても抜け漏れが出てしまいますし、進行のスピードも全然違ってくるんです。ああいう形で顔を合わせて打ち合わせできて良かったです。
リニューアルの手応えとこれからの課題
坂本
リニューアル後の変化はありますか。例えばお問い合わせとかはどうでしょう。
関野さん
問い合わせフォームはいいですね。採用もフォームから応募する方が増えています。以前はメールでの応募でしたし、どうしたらいいですか?なんて電話が掛かってくることもあったので。
髙松さん
他の部署への問い合わせも入っているみたいです。今までより反応が多くなっていると感じます。
関野さん
あと、久しぶりに海外からの問い合わせがあったんですよ。リニューアルと直接関係あるか分からないですけど、検索で見つけやすくなっているのかな。トップページを開いた時のインパクトもいいですよね。
龍前さん
他社と比べてみても、うちの新しいサイトはいいと思います(笑)。
関野さん
これからは、リニューアルしたサイトをいかに活用するか考えないといけませんね。例えば、CSRページは、他社さんだと防災や社会的責任の情報を載せていますが、我々はそこがまだ足りてない。そういうページを増やしていくという課題はあります。
坂本
こうして素晴らしいサイトが出来たので、ぜひ有効に使っていただきたいですね。我々もアクセス解析やコンテンツ追加のご提案などお手伝いできますので、引き続きサポートさせていただきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
川口化学工業株式会社
https://www.kawachem.co.jp/
本社事務所/川口工場
〒332-0004
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電話:048-222-5171(代表)
事業内容:有機ゴム薬品をはじめとした化学薬品の製造販売
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