サイトリニューアルの予算を決めていきます。
リニューアル予算を決める
RFPの中でも重要な要件になる予算を記入します。以下のような一文があればいいでしょう。
- リニューアルサイト構築費用一式：●●●●万円以内（税抜）
RFPには、必ず予算を明示するようにしてください。「何ができるかの可能性を知りたいから予算を明示しない」「あるべき予算を制作会社に考えてもらいたい」と、予算額が書かれていないRFPを手にしたことがありますが、これは辞めた方がいいです。Webサイトは、予算をかければかけた分だけ、様々なことができます。予算の明示がない提案依頼を受けると、制作会社も困りますが、発注側も困ることになります。比較検討ができないからです。予算という一定の制約があるからこそ、比較検討ができますし、制作会社も提案のクオリティを高めることができます。RFPの重要要件である予算の明示がないということは、要件がないに等しいことになってしまうので、予算はきっちりと明示するようにしましょう。
認識の齟齬を生まないために、以下の点も補足として記入しておくとよいでしょう。
- 運用・保守費用を含まれるか？
- サーバー構築費用や保守費用を含まれるか？（サーバーの構築が要件にある場合や提案を受け付ける場合）
- 各種システム・ツール導入の初期費用や月額利用料も含まれるか？
運用予算を決める
運用費用は、リニューアルとは別立てで提案を受けた方が分かりやすいです。
リニューアル前の段階では、運用予算が明確に決まっていない場合も多いと思います。運用も依頼したい旨の記載があれば、金額までは明示しなくても大丈夫です。運用が始まるのは、時間的に先のことになりますし、プロジェクト期間は制作会社と密に打ち合わせをしていくことになります。その中で、運用の実施内容や役割分担の相談と合わせて予算を検討したり、決まった予算内でできることを相談していけばいいでしょう。
予算が決まっている場合は、RFPに明示しておくとよいでしょう。
まとめ
RFPに予算を記入すること自体は、大した作業ではありません。やはり大変なのは、「リニューアル予算をいくらにするのか？」を決めることです。概算予算額を見込むの内容も参考にしてみてください。また、弊社では、予算化を視野に概算見積を算出するサービスを無料で行なっていますので、そちらも気軽にご利用ください。
