手すりや避難器具などの建材製品を独自の発想で開発・製造しているナカ工業株式会社様。2019年12月にコーポレートサイトをリニューアル公開しました。そのリニューアルの裏側について、日頃からサイト運用を担当されている営業企画部の阿部様、鳥海様に聞きました。
リニューアルまでの背景
坂本 今回リニューアルする前のコーポレートサイトは、阿部さんが一人で作ったものでした。デザインからコーディングまで担当されたんですよね。HTMLを勉強しながら一年ぐらいかけたということですが、どういう経緯でやることになったんですか。
阿部さん 前任者が退職したときに、サイトの運用も引き継いだんですが、当時のサイトは全部テーブルで組んであって、更新するのに手間がかかっていたんです。引き継いだときに自分の勉強もかねてHTMLの本を買ってきて読んだら、テーブルコーディングは時代遅れになる、と書いてあるじゃないですか。それなら新しくサイトを作ってみたいと思って。上司に話したら すんなりOKしてくれました。
坂本 できることは自分たちでやってしまう姿勢が、まさに製造業という感じですね。
阿部さん それまでブログもSNSもそんなに触れてこなかったんですが、サイト作りはやってみたら面白かった。自分に合っていたんでしょうね。作りながら勉強していった感じです。
坂本 そうやってサイト運用を一手に引き受けていた阿部さんが産休で抜けることになって。モノサスにサイト運用をお任せいただくことになったんですよね。
阿部さん 私が復帰したタイミングで「みんなで更新できないとだめだよね」という話になりまして、予算もついてリニューアルすることが決まりました。そのとき運用をお願いしていたモノサスさんにも提案していただくことにしました。
坂本 今回サイトデザインを担当した香川にとっては、初めてのコンペだったんです。
香川 運用しているサイト向けのデザインはずっとやってきましたが、コンペのデザイン制作は今回が初めてだったので、試行錯誤でした。コンペに出したデザイン案ではコーポレートカラーのブルーをキーカラーに使っていたんですが、後に「やさしさと安心」を表現したいというご要望をいただいたので、カラースキームを見直していまの優しいトーンになりました。
阿部さん あのコンペのデザインで大体のイメージがつかめたので、最終的にモノサスさんが良いんじゃないか、という話で進みました。
香川 メインビジュアルは難しかったですね。何を見せればナカ工業らしさが出せるのか、ギリギリまで考えていましたから。
鳥海さん デザインでメインビジュアルの提案が入っていたのはモノサスさんだけでした。こういう想いでこのデザインにしました、という説明もあって分かりやすかったです。運用メンテナンスの視点で改善点を提案してもらえたのも心強かったですね。
リニューアルで変わったことは?
阿部さん 今回、問い合わせの導線をいろんな場所に仕込んだので、お問い合わせは増えましたね。資料請求はほぼ5倍くらい。担当者からは「実感がない」と言われたんですが(笑)実務は増えているはずなのに実感がないって一番いいですよね。
坂本 そうですね。それだけ質のいいお問い合わせが来ているということかもしれませんね。
鳥海さん 採用ページは社内にも人気です。「インタビューページ読みました」「こういうページがあるのはいいね」という声をもらってます。
阿部さん CMSを入れたことで、私が不在でもタイムリーに更新ができる体制ができあがったことも助かっています。
鳥海さん 前のサイトでは阿部が産休している間、私が更新運用を担当していたのですが、大変さが身にしみていましたので。CMSのおかげで更新が楽になりました。今ニュースリリースを任せてもらっていますが、ここから徐々にできることを拡げていきたいです。
阿部さん 私は裏の仕組みもわかった状態でサイトを触りたいと思うので、モノサスさんにはこれからもいろいろご相談や質問をさせていただきます。
坂本 質問内容もレベルアップしそうですね。ひきつづき、サポートさせていただきます!